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魚座の新月から次の新月までの星模様 (2/26 - 3/27)
by 天音 絢文

2017226新月図

太陽 うお座 8゜12'
月 うお座 8゜12'
水星 うお座 1゜10'
金星 おひつじ座12゜30'
火星 おひつじ座21゜43'
木星 てんびん座22゜29' R
土星 いて座26゜35'
天王星 おひつじ座21゜59'
海王星 うお座11゜35'
冥王星 やぎ座18゜45'
Asc さそり座28゜37'
Mc おとめ座 9゜52'
ドラゴンヘッド おとめ座 3゜

2017年02月26日23時58分東京



魚座は牡羊座から始まる一連のサイクルの
最後に位置するサインです。


12サインを魂の成長物語とみれば、
生まれたての赤ん坊のように、
純粋で、生命力に満ち溢れている牡羊座から始まったサイクルは、
さまざまなことを学びながら成長し、社会のなかで成熟してきました。


最終段階の魚座では、すべてを悟った老人のように受け入れ、手放し、
新たな次のサイクルのスタートのために、過去を浄化していく段階です。


今回の新月では、魚座の支配星である海王星が、
新月に重なり、魚座・海王星の意味を強調しています。


東京の新月図では、この新月と海王星が、
ルーツを表すICに重なります。


マンデン的に見れば、ICは国家意識、国土などと関係するため、
この日食をきっかけに、
国民があらためて理想的な国家意識について模索し、
関心を寄せている図にも見えます。


伝説上の初代の御世は紀元前までさかのぼる、
天皇陛下の存在は、日本という国家のルーツ意識と関連するでしょう。


おりしも、新月になる1週間前には、
魚座生まれの皇太子殿下が誕生日の会見で、
代替わりに向けての覚悟を感じるお言葉を述べられました。


そのなかに「国民に常に寄り添い、人々とともに喜び、とともに悲しむ、
ということを続けていきたい・・・」というお言葉がありましたが、
ICに位置した海王星と重なる魚座の新月に象徴されているかのようです。


魚座は、12サインの最後であり、調整の役割を担う柔軟宮なので、
この新月の期間に、実際の代替わりが起きるというより、
やがて訪れる代替わりという大きな節目に向けて、
国家の象徴的リーダー(太陽)である天皇陛下のありかたについて、
あらためて理想的な位置づけを模索し、
国民の意識(感情)を含めて、準備を進めていくのが、
この日食の影響があるといわれる期間の流れとなるのでしょう。


個々人の場面でも、
新たな流れに向けてのビジョンづくりというのは、
重要なテーマになりそうです。


自分のルーツを含めた過去を振り返り、
すでに不要になった心の中の思いは水に流し、ゆるし、受け入れ、
大きな世界のなかで生きるひとりの個人として、
魚座的に周囲や環境との心のつながりを大切にしながら、
あらためて、自分が拠る基盤を意識していく新月といえます。


今回の新月は、大きな夢や理想を描く新月まわりの配置と別に、
もうひとつ特徴的な星の配置があります。


それが、12サイン最初の牡羊座にある
火星と天王星のタイトなコンジャンクション(0度)。
そこにからむ、木星、冥王星のTスクエア(180度、90度)、
土星のトライン(120度)です。


牡羊座で起きる火星と天王星のコンジャンクションは、
かなり起爆力のある配置ですが、
そこに木星が対向から刺激するため、
社会的なステージに向けて、ぐんと飛び出していくような
突破力がありそうです。


火星は新月になる4日ほど前に、冥王星とのスクエアを通過し、
そして新月で天王星と重なり、すぐに木星とのオポジション、
土星とのトラインを経験します。


冥王星とのスクエアを経た時点で、
この火星は、表面的な動機付けではなく、
もっと深い部分にある自分を大きく動かしていく何かに
気づいているでしょう。


過去、あるいはこだわってきた何かに、心ひそかに別れを告げ、
今回の新月を機に、大胆に決別し、自立し、出発し、
木星、土星という社会的なステージのなかで、
深い動機からやってくる思いを実現しようとしている
配置に思えます。


前回の満月以降、この新月を先取りしていくような
話をきくことが多いように感じますが、
新月以降は、いよいよその強い決意を、
社会のなかで表明し、行動する流れに移っていきます。


ただし、これは、さらに大きな流れに目を向けると、
その大きな流れが終わっていくなかでの出発であり、
方向転換ともいえます。


今回の新月のアセンダントは、不動宮の蠍座のほぼ最後の度数。
12サイン最後の魚座ということともあいまって、
この新月が、まだ、過去の流れの最後に位置していることも
示しているかのようです。


今回の日食図では、ここ10年ほどずっと続いてきた
天王星と冥王星のスクエアが、タイトではなくなりつつありますが、
活動宮の木星がTスクエア化することで焦点化されています。


しかし、次の8月下旬に起きる日食のときには、
冥王星と天王星は10度以上離れ、すでにスクエアとはいえません。
さらに、その次の日食になると、
焦点化していた木星が天秤座から離れてしまいます。


つまり、今回の日食図は、ここのところずっと続いていた
大きな時代の転換期を表す天王星と冥王星のスクエアの
最後の段階の日食であり、焦点化している木星は、
冥王星よりも天王星にたいして、タイトなアスペクトをつくることで、
より未来へのブレークスルーが方向付けられてるといえます。


まとめると、今回の新月(日食)は、
未来に向けてのビジョンを意識しながら、
いま、深い部分から揺さぶられている思いにしたがって、
大胆な転進をはかるときです。


そして、より長期的な視野にたってみると、
この転進は、時代の大きな節目のなかで、
ここ数年続けてきた変化の総決算のタイミングにもあたり、
同時に、次の大きな流れに移行するための、
ジャンプのタイミングともなるでしょう。



● 新月 ● (2月26日から)


インパクトのある新月から、上弦までは、
基本的に、新月のテーマが続いていくでしょう。


牡羊座を月が通る3月1日から2日の夜にかけては、
活動宮の月が次々にほかの星とアスペクトするため、
行動に移す絶好のタイミングです。


また、4日から金星が逆行を開始します。
自分の美意識や愛情などのありかたを見直す時期となるでしょう。



△  上弦  △ (3月5日から)


太陽、水星、海王星が重なり、
そこに柔軟宮の双子の月がスクエアとなるため、
上弦となる5日は、昼過ぎあたりから
思い込みによるコミュニケーションの行き違いがおきやすい流れです。


むやみに動くことで無駄も増えるときです。
ただし、こんな日は効率を重視するよりも、
無駄を楽しむ遊びの精神によって、
アイディア豊かになり、想像力が広がるでしょう。


続く7日から8日にかけても、月が蟹座を通り、
魚座にある太陽、水星、海王星とトラインとなるため、
感性が豊かにわいてくる日です。
ただし、活動宮に星が集まっている時期のため、
気ぜわしいかもしれません。
思いついたことは、どんどん周囲に表現していくと、
場全体が活気付くでしょう。


10日から、火星が牡牛座に移るため、
ここまでの勢いが、ややペースダウンし、
腰をすえて、穏やかに取り組んでいく流れに変わります。



○ 満月 ○ (3月12日から)


魚座の太陽と乙女座の月で満月です。
魚座の太陽は、キロンとコンジャンクション。


満月のときの水星は、土星とスクエアです。


新月から勢いに乗って進んできた状況に、
ひとつの結果がでやすい満月のときです。


新月で大きな夢や理想、ビジョン(海王星)をかかげて
突き進んできましたが、
満月の太陽は傷を表すキロンと重なり、
水星は障害を表す土星とスクエアなので、
思い通りにはいかない現実と直面し、
なんらかの過去の痛みが浮上することもあるでしょう。


金星は自分の力が発揮しにくい牡羊座のなかで逆行し、
火星は自分の力が発揮しにくい牡牛座に入っています。


これらをみると、特に恋愛や人間関係などの愛情が関連する
場面で、考え直したりやり直している感じもあります。


魚座も乙女座も調整を司るサインですので、
この満月から次の新月に向かう春分頃までは、
勢いよく行動してうまく運ばなかったことを、
穏やかな愛情をこめて、ペースダウンしながら
ゆっくり進めていきましょう。


怒りや執着などを手放し、立場の違う相手を
大きな包容力をもってゆるし、うけいれることが、
解決の鍵となりそうです。


17日頃から下弦前の時期までは、太陽が土星とスクエアになり、
月が土星のある射手座に入るので、
特に、手放すことを意識してみてください。


20日の夜には春分となり、占星術では、一年の始まりを迎えます。



▽ 下弦 ▽ (3月21日から)


春分から数時間後の21日の夜中に、
牡羊座に入ったばかりの太陽に、山羊座の月がスクエアになり、
下弦の時期となります。


月齢サイクルの最終段階のため、
新たな物事が始まる勢いはさほどない時期ですが、
次の新月に向けて、準備のための動きは活性化しそうです。


季節でも、新学期や新年度が始まる4月直前の時期なので、
新たな年度への期待をいだきながら、
目の前のことを忙しくこなす時期となるでしょう。


プロフィール

【天音 絢文 プロフィール】


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2017年水瓶座の新月から次の新月までの星模様 (1/28 - 2/25)
by ぐらは


20170128新月図

太陽 みずがめ座 8゜15'
月 みずがめ座 8゜15'
水星 やぎ座15゜29'
金星 うお座24゜26'
火星 うお座29゜50'
木星 てんびん座23゜00'
土星 いて座24゜13'
天王星 おひつじ座20゜56'
海王星 うお座10゜31'
冥王星 やぎ座17゜53'
Asc うお座29゜09'
Mc いて座29゜30'
ドラゴンヘッド おとめ座 4゜

2017年01月28日09時07分東京


今月の新月は、水瓶座で起きます。


この日は旧暦のお正月にあたり、
アジア圏では春節を迎えます。


水星が逆行中で幕明けた2017年の新年は、
トランプ大統領就任の動揺に象徴されるように、
賛否にゆれ、予測のつかないゆくえを憶測したり、
意見が右往左往とするなかスタートしました。


現在は受験シーズンの真っただ中ですが、
学徒にとっては人生の進路を決める緊張感の高い時です。
「卒業」から「新生活」の準備で忙しい時節ですが、
多くの人にとっても「終わり」と「始まり」のはざまにいるわけです。


水瓶座は、改革者のサインです。
これまでの経験や結果を土台に、新しい未来を志向します。
古き習慣やパターンからの「自立」、「独立」を目指します。


今月は「改革の志あるものにとって」
大きな進展を見るでしょう。


社会の共通認識に関係する木星は天秤座にあり、
水瓶座の支配星である革命をもたらす天王星と
対極(180度)に位置しています。


外交やさまざなま取引(ディール)、パートナーシップの在り方に
革新が起きていることは皆が認めるところです。


審判や裁判も天秤座に関連することであり、
歴史的な審判が示されたと同時に、
好き嫌いなど感性の違いが強調されながらも、
多様化する生活信条や人種差別、民族の問題、
マイノリティーや格差拡大による被害者など、
それぞれの立場の人びとがカミングアウトして
人権の獲得と自由を求めて声を上げています。


天秤座の支配星である金星の、
高次の意識は、平和と調和、平等や公正さです。


木星が天秤座にいる期間は、
このことについて皆が、共通の認識をつくっていく
重要なチャンスとなるでしょう。


オバマ元大統領とトランプ新大統領によって
その世界観、方向性の違いが示されたことは、
とても象徴的です。


歴史的な大きな転換期のなか、
人類が目指してきたことはなんなのか、
今この変化をどのように考え、どのような未来を目指すのか。
これも人類の進化に関わる水瓶座が示す課題です。


水瓶座9度のサビアンシンボルは、
「鷹に変化する旗」です。


「旗」は国旗など、地上で情報を伝えるわかりやすい記号です。
その旗が鷹に変貌するというファンタジックなシンボルです。


単なる旗印だったものが、
鋭い眼光と飛行力をもって活動をするさまが想像されます。


風の固定サインである水瓶座は、
自己の信条において理想の社会システムを
構築しようとしますから、その姿勢をゆるめることはありません。
水瓶座が思想的な頑固さを持つゆえんですが、
それは権力抗争やレボリューションを巻き起こします。


国旗という意味では、各国が国の威信をかけて、
その主張をはっきりと内外に示すさまが想像されます。
人権を主張するグループなど、理念を掲げ
攻めの姿勢で活動を活発化させるでしょう。


始まりを示すアセンダント(東の地平線)には、
アスペクトを取らない火星が上昇しています。
挑発的な行動が開始されることを暗示しそうです。


新月の時刻は、9時7分で火星は魚座にありますが、
その日の午後2時37分に牡羊座に入ります。


考えてきたこと、計画してきたこと、
模索してきたテーマを実行するタイミングです。


さらに天頂には、土星が位置しますから、
「監視」や「管理」「組織化」というキーワードが強調されます。
法律の制定や、新しい管理システムの導入、
新しい組織体制がつくられていくでしょう。


改革者は、外からの支配を受け容れません。
ジャーナリストのように鷹の目でクールに世界を注視し、
改革の権威となり、実践者になること。
目標を持ち、自らをマネジメントする術をもつことが
重要になるでしょう。


東京図では、新月は11ハウスで起こります。


考え方や思想で共鳴する者同士がつながる場所です。
改革の志士が集う場であり、異業種交流や、
政治的な活動(野党的な動き)も活発になるでしょう。
新しい組織の発足やネットワーク化が進むでしょう。


太陽は6ハウスの支配星です。
働き方改革が進展するでしょう。
革新的な生活スタイルの模索が進みそうです。


調査や視察、下見などの準備が進むでしょう。


連絡交渉や情報のやり取り、引き継ぎなどの仕事が多くなりそうです。


未来の社会システム構築の準備が進みます。


● 新月 ● (1月28日から)


水瓶座の太陽は新月から上弦まで、
しばらく他の天体とアスペクトを取りません。


純粋に自分の未来について考えてみる。
どんな未来を創造したいのか?
どこで、どんな生活をしたいのか?


そんな問いかけが後押しになって、
新しい意欲に駆り立てられるでしょう。


水星は、冥王星、天王星、木星と大物天体と
次々にアスペクトしていきます。
実質的な判断をしていくタイミングが重なります。


決断。本質をあばくこと。徹底的に追及すること。
気づくこと。実利的な交渉・商談。
マネジメント、組織的な発言力などなど。


問題をクリアーにしてドライに判断していく。
革新的な発言やプレゼンテーションが展開するでしょう。


3日は節分、旧暦の七草です。
節分は、冬の陰気を追い出し、
春の気を取り込む呪術です。


こうした節目を利用して、
ネクストライフを進めていくとよいでしょう。
思いきりや、割り切るタイミングとなりそうです。


△  上弦  △ (2月4日から)


牡牛座の月で上弦を迎えます。
4日、立春です。
暦では春に入ります。


この日、金星は牡羊座に入ります。
理想のビジョンと現実とのギャップを感じやすいでしょう。
古いものを手放し、新しいものを求める気持ちが強まります。


革新の一歩一歩を、
継続的なライフワークにしていきましょう。
計画を見直すタイミングでもあるでしょう。


7日、木星が逆行を開始します。
6月上旬まで続くこの期間は、
モラルの問題、スキャンダルが発覚しやすく、
常識破りなことが起きやすいでしょう。
社会的な共通認識を問い直すような事件や
問題提起が起こります。


世相は混沌としたものとなりますが、
掛け違えたボタンを直すための期間でもあります。


○ 満月 ○ (2月11日から)


獅子座の月で満月を迎えます。


木星と天王星のオポジションと駒を合せたように、
ほぼ正確なレクタングル(長四角形)をつくります。
さらにキロンが月と木星とヨッドを形成。
土星は、天王星とグランドトラインをつくるなど、
強力な連携と生産力を生み出すアスペクトです。


固定サインで起きる満月は、
軸となる思想や構想、未来ビジョンを示すことです。


成果を実感する日となるでしょう。


この満月を目標達成のマークとして
設定すると良いでしょう。


18日は雨水。
太陽は水瓶座を後にして、魚座に入ります。


最終サインの魚座では、
「天空支配」の水瓶座から、
「海を支配」する魚座に変わります。


目に見えない心の世界、
感情や集団的無意識に関連する魚座です。
現実的なつながりの意味が希薄になる傾向と
集団心理としてのつながりの深化が起きますので、
心の内面で起きてくる現象は大きな力を生みます。
混沌としたムードが強くなっていきます。


▽ 下弦 ▽ (2月19日から)


射手座の月で下弦を迎えます。
世界はいかに多様な価値観と世界観をもった人々で
成り立っていることを認めるでしょう。


思想的な論争は無力であることを、
知らされる出来事が起こりそうです。


火星が、冥王星、天王星、木星と
つぎつぎとハードアスペクトを形成します。
ここで鷹の「権威」と「攻撃力」の真価が問われます。


事故やトラブルが発生しやすそうですから注意が必要です。
試験的な試みが多く、失敗も予想されますが、
「失敗は成功のもと」というように、
技術開発においてはそれも必要なことです。


2月26日は、魚座で金環日蝕を迎えます。
潮目が変わり、世界的な変化の波が起こります。


魚座は、「精神力」や「心構え」など、内面の力に関連します。
それは新しいことを生み出す「種」となるものです。
ハートでその「種」をあたためること。
それこそが生き残りと春の本番に立つ準備となるでしょう。


プロフィール

【ぐらは プロフィール】


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2016年山羊座の新月から次の新月までの星模様 (12/29 - 1/27)
by 天音 絢文


eclipse_20161229

太陽 やぎ座 7゜59'
月 やぎ座 7゜59'
水星 やぎ座 6゜47' R
金星 みずがめ座24゜32'
火星 うお座 7゜29'
木星 てんびん座20゜50'
土星 いて座21゜03'
天王星 おひつじ座20゜33' R
海王星 うお座 9゜41'
冥王星 やぎ座16゜53'
Asc ふたご座29゜49'
Mc うお座10゜09'
ドラゴンヘッド おとめ座 6゜

2016年12月29日15時53分東京


今回の新月は山羊座で起きます。


活動宮に星が集まるときは、
文字通り、物事が活発にスピーディーに動きやすい時です。


また、ハウス区分で活動宮に相当するアンギュラーハウス(1、4、7、10)に
星が集まるときは、物事の動きが表面化して目立ちやすい時です。


今回の東京での新月図を見ると、
山羊座に新月を含めて4つの惑星が集まり、
それらを含めて、6つの惑星が活動宮にあります。


そして、アンギュラーハウスには、
新月が起きる第7ハウスを含めて6つの惑星が集まります。
(MCの2度手前の火星も第10ハウスに入れると)


これらをざっと見ただけでも、
今回の新月がダイナミックな動きが起きやすい配置であることがわかります。


さらに星の配置を詳しく見ていくと、
今回、10の惑星のすべてが比較的タイトに関わりあっているのがわかります。


出会いや対人関係を表す第7ハウスで起きた新月は、
逆行している水星と重なり、MCに重なる火星、海王星とセクスタイル。


新月は冥王星との合に向かっていく位置で起き、
冥王星は、木星と天王星とのTスクエアのかなめの位置にあります。


木星と天王星は、タイトなオポジション。

それも、天王星は、ちょうど逆行から順行に切り替わる留のタイミングです。


天王星の切り替えでもあり、
世の中を騒がせるような変化や出来事が
起きやすいかもしれませんね。


そして、このピーンと張りつめ、
今、まさに新たな未来に向けて放たれようとする
(逆行から順行に切り替わる天王星)
弓矢のような木星と天王星のオポジションに対して、
冥王星がTスクエアをつくるだけでなく、
土星と、金星が調停する配置にあり、
木星と天王星を底にした台形を形作ります。


そして、この5つの星がからんでいる配置の
かなめとなっている冥王星に、水星と重なり、
火星・海王星とセクスタイルをとっている新月が進んでいくのです。

さまざま物事が連動して動きやすい配置です。


ハードな大惑星のTスクエアが目立ちますが、
そこを軸に、全体にソフト・アスペクトも多いため、
どのようなきっかけであれ、動き出したことは
勢いよく発展していく気配があります。


社会的な場面で考えると、
第7ハウスは、国際的なパートナーシップ、同盟国、あるいは敵対国、
この新月の期間に、日本の同盟国である
アメリカの大統領の就任式が行われます。


Tスクエアのかなめにあたる冥王星は、
第7ハウスにありますが、第8ハウスの5度手前、
アメリカで正式に大統領が就任することによって、
国際的な関係性も、国際的な経済状況も
活発に動き出す様相を示しているかのようです。


ただし、東京の新月図で、アセンダントは双子座の最終度数の29度。

支配星の水星は第7ハウスにあって、逆行しています。


何か有効な手を打とうとあれこれ動いたり情報収集してみたものの 今ひとつ思い切った対処や交渉ができず、
過去の日米関係をかんがみて(支配星の水星は逆行)、
手をこまねいているようにも見えます。


活動宮である蟹座0度の直前の度数であるため、
もう先に行くべき時であることを示しているような度数です。


全体の星の配置をみると、対外的な働きかけによって、
政府が雰囲気にのって性急な決断をくだそうとしている感じもします。
(政府を表すMCには火星と海王星が重なります。)


第7ハウスの支配星の木星は、大胆な変化を表す天王星と
オポジションで刺激し合っているので、
やはり対外的なことが鍵を握りそうです。


また、天王星は新月の時点で、
逆行から順行に切り替わろうとするタイミング、
年末ではありますが、新月過ぎたあとの年末年始は、
世の中で何か気になる動きがありそうな星回りといえるでしょう。


ただし、現在、水星は逆行中。

その水星は、アセンダントの支配星でもあるので、
実際に表沙汰になって大きく動くのは、
水星が順行に戻る上弦から満月頃かもしれません。


また、木星と天王星が芸能や恋愛を表す第5ハウスにからみ、
そこに5ハウスの支配星であり、
恋愛のナチュラルルーラーでもある金星がアスペクトし、
さらに結婚を表す第7ハウスも強調されているので、
この年末年始もまた、世間を驚かせるような芸能人や
アーティストの恋愛・結婚話が飛び出すかもしれませんね。


個人的な場面では、やはりパートナーシップを含め、
人間関係に焦点があたる新月です。


山羊座の新月らしく、社会的なゴールを意識したうえで、
互いに刺激しあい、理想を掲げて向上しあえる関係性づくりを
目指すといいでしょう(MCに火星・海王星、新月とセクスタイル)。


水星が逆行しているので、正月休みで旧交を温め合ううちに、
急展開も期待できるかもしれません。



● 新月 ● (12月29日 - )


山羊座を月が通過する31日までは、
年末らしい慌ただしい雰囲気が漂います。


火星と海王星が重なっている時期なので、
お酒や火のトラブルにはくれぐれも気をつけたいところです。


水星も逆行しているので、何事もいつもより念入りに確認し、
外出時は、交通トラブルなどで慌てないように、
時間に余裕をもって行動しましょう。


年内だけでなく、1月上旬ぐらいまでは引き続き注意を。


年明けは、月が水瓶座を運行します。


夜は天王星と木星のオポジションと調和する位置に近づいていくので、
年頭の目標を立てるのにはぴったりです。

前向きな気持ちで、大胆な未来予想図を描いてみましょう。


2日は夜の19時頃まで、月が水瓶座を運行し、
楽しみごとを表す金星に近づきます。


この日は、ぜひ人に会うために積極的に外出を。


予定のない人は、ネットを利用して大勢に年賀のご挨拶をすると、
楽しい気分で過ごせそうです。


3日は、月が海王星、火星の上を通過するため、
飲み会やカラオケ大会などで盛り上がるのには、うってつけ。


日常を忘れて、大勢でわいわい賑やかに。


夕方から金星も魚座に入るので、夜は心のつながりを実感したり、
心から感動できる場面に出会える人もいるでしょう。


そろそろ仕事始めの5日は、
月が牡羊座に入り、気持ちを切り替えて前進できそうな星回りです。



△ 上弦 △ (1月6日 - )


上弦となる6日は太陽が冥王星と重なるため、
正月明け早々、難しいテーマにぶつかる人もいるかもしれません。


勢いのある星回りなので、果敢に挑戦することを心すると、
予想以上に大きな流れが動き、壁を突破する日になるかもしれません。


積極的にリーダーシップを発揮することで、
周囲を動かすことができそうです。


7日、8日は週末ですが、引き続き太陽と冥王星が重なります。


水星も逆行から順行に切り替わろうとするタイミングであるため、
この時期に、水面下で進めていたことや熟考を重ねていたことにたいして、
思い切った決断をする人も。


その決断は、今後の流れを方向付けることになりそうです。


9日は、水星も順行に戻り、月は10日まで
水星と関係する双子座を移動します。


順行に戻ったばかりの水星は動きが遅く、
また、月は魚座や射手座にある惑星とハードな角度をとるため、
知的な作業やコミュニケーションに関することが思うようにいきにくい日です。


特に10日は苛立ちやすいのですが、行き違いを楽しむぐらいで正解です。

こまめに口も体も動かして、ストレスを解消しましょう。


11日は月が蟹座を通過し、魚座の星々とトライン。

身近な家族や仲間と過ごすことで、心の底からの安らぎを得られるでしょう。



○ 満月 ○ (1月12日 - )


満月の太陽は冥王星と重なり、太陽・冥王星、月、木星、天王星で
グランド・クロスを形作ります。


さらに、土星は木星と天王星を調整する位置にあって、満月と同じ度数域、
火星とキロンは満月を調整する位置にあります。


新月過ぎで起きた状況が、この時期にはっきりした形となって
現れたり、ひとつのピークを迎えます。慌ただしい星回りで、
周囲の激しい流れに巻き込まて、どんどん変化する人もいるでしょう。


金星と海王星が重なるので、雰囲気に流されやすいときですが、
この時期の行動は、周囲への影響も大きいため、
山羊座の太陽の時期らしく長期的な視野に立って動くようにしましょう。


13日から15日の昼過ぎまでは、月が獅子座を運行し、
水星も山羊座に入るため、
やや落ち着いて冷静に状況をみられるようになります。


15日の昼過ぎから17日の夜にかけて、
月が乙女座を運行すると、恋愛やパートナーシップに関することで、
動きが起きやすいでしょう。


ただし、繊細になりすぎて心を閉ざすことも。

どれだけ相手のために、心を開いて
無私の気持ちで尽くせるかが進展の鍵を握ります。


19日は、月が天秤座を通過し、大惑星とアスペクトをとるため、
ハプニングもありますが、楽天的に振る舞うと多方面から引っ張りだこに。



▽ 下弦 ▽ (1月20日 - )


太陽は水瓶座、月は蠍座に入ったばかりの0度の位置で下弦となります。


これはということに対して譲れない気持ちが湧いてきやすい日です。
心ゆるせる相手に、自分のこだわりを語ってみてください。


一般には理解されないと感じる部分で、
深い共感の絆が生まれやすいでしょう。


22日の夜から月が射手座に入ります。自由な時間を過ごしてください。
常識にとらわれず、変化していく気持ちのままに行動することで、
リフレッシュできそうです。24日は芸術的な分野に浸ると開放的な気分に。


25日から27日にかけては、新月前らしく、
シンプルに暮らすことを意識して、部屋の大掃除をすると、
すっきりとした気持ちで次の新月にのぞめるでしょう。



プロフィール

【天音 絢文 プロフィール】


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 ---- 新月とは ----
地球から見て、太陽と月が重なるときで、月の光が見えなくなります。
旧暦(陰暦)では新月から1ヶ月がはじまります。
占星術では、太陽の意志を月が受け取り、新しい目的が生まれる日
として、その月のテーマを読み取るときに用います。


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2016年射手座の新月から次の新月までの星模様 (11/29 - 12/28)
by ぐらは


20161129新月図

太陽 いて座 7゜43'
月 いて座 7゜48'
水星 いて座25゜16'
金星 やぎ座20゜32'
火星 みずがめ座15゜03'
木星 てんびん座16゜34'
土星 いて座17゜33'
天王星 おひつじ座20゜56' R
海王星 うお座 9゜17'
冥王星 やぎ座15゜56'
Asc しし座15゜37'
Mc おうし座 8゜27'
ドラゴンヘッド おとめ座 7゜

2016年11月29日 21:28

今回の新月は射手座の8度で起きます。


今年最後の火のサインの新月ですが、
火のサインは常に水のサインの次に位置しています。


柔軟の火である射手座は、
蠍座の深層海域を浮上し、空をめがけて飛び上り、
広いフィールドへ向けて活動を展開させます。


水は地球の普遍的な資源であり、
生命を育み、人類に共通する心理や感情に関係する元素です。


しっかり眠り、集団的なパワーソースをチャージして、
朝には元気に目覚めて活動モードに入る。


こうした循環に従えば、射手座の新月は、
今この変容の渦中から、意欲を再燃させ、
新たな挑戦へと向かうプロセスにいることがわかります。


精神の自由への探求、哲学、旅、
自分探しの冒険、教養、見識を高めること、
これらは射手座のマインドです。


前回の蠍座の新月は、
トランプショックに象徴されるように、
不当な現実に困窮している階層の人びとの心情が
生み出した結果と言われています。
集団心理のパワーが根底から結束した結果であり、
現実を覆す力を証明しました。


共同体の在り方が大きく変容しました。


家族や身近な仲間との間でも、
緊密なやり取りが起き、関係性の変化を体験した人も多そうです。


射手座の支配星は木星ですが、
その木星は天秤座にあり、
パートナーシップの改善と発展をテーマに進行してます。


今月は、関係改善に
一歩踏み込んだ姿勢で臨むことになるでしょう。


家族、仕事仲間、所属する組織など、
結束された共同体の中身を問うプロセスに入ります。


互いに自分の考えや持論を伝えあうこと。
考え方の一致不一致、その違いを理解する見識を持つこと。
共に考える姿勢が改善の筋道を決めていくでしょう。


憲法改正など、ルール改正の議論が本格化するでしょう。
大学など教育に関すること、貿易、外交、国際標準など、
広報活動や出版、メジャーなマスメディアに大きな動きがあるでしょう。


サビアンシンボルは、
「岩やその内部で形成されているもの」

「岩」は意志を示し、
それはずっと存在し続けているもので、
その人の持っているポリシーや哲学のようなものです。
「形成されているもの」とは、
岩の中身であり本質のことです。


哲学者が思索にふける姿を
想像させるシンボルです。


地球には輝石など様々な鉱物がありますが、
本質とは、心の深部にある輝く原石のようなものかもしれません。


その原石はどのような輝きを放っているでしょうか?

それを持ってさえいれば、
どんな世界へでも飛び込んでいけます。
冒険する勇気を持つことができます。


どこに行っても通用する応用力を持つために
跳躍するための「核」をつくることを示すシンボルです。


変容してしまった関係性や環境からの圧力をバネに、
新境地を目指します。


新月は5ハウスに位置します。
さらにアセンダントは獅子座です。


個人の創造性を生かした仕事など
新たなライフスタイルの試みが進みそうです。


個人的な希望、趣味、遊びに光を当ててみましょう。
自分らしさを取り戻すための揺さぶりがあるでしょう。
元気になること、健康を取り戻すこともテーマです。


5ハウスには、水星と土星も控えています。
考えやアイディアを言語化し整理するとよいでしょう。


太陽が土星を通過するときは、
一つの焦点となるでしょう。


激動の2016年、数々の変化を俯瞰し、
現実の責任を受けとめ、今後の生き方について、
考えを巡らせる時といえそうです。


土星は6ハウスの支配星であることから、
職場に関すること、働きかた、休暇の取り方なども含めて、
新しいルールの検討が進むでしょう。


新月にアスペクトするのは、海王星です。


現実と理想という振り子を、誰もが持っていますが、
夢や新たなビジョンに影響され
考え方が変わりやすいでしょう。


ノードが関与していることから、
特に代表者や長的立場の人は、
立場が不安定になりやすいでしょう。


評判や評価の目にさらされやすく、
リーク(漏えい)されるようなことも多そうです。
スキャンダルによる失脚など、
韓国の騒動は他人事ではありません。
権力者であってもその効力は不確かです。


重要な物事の決定には不向きな月でしょう。


MCの支配星の金星は、
冥王星と木星を通過し、天王星とスクエアを形成し、
もっともハードな状況にいます。


大きな取引が行われ、巨大なお金や人が動きました。

構造改革に大きな新展開です。


人やお金が動くこと、
利益のバランスや事務的、法的な処理など
プロデューサー的センスを必要とされますが、
今は、エコノミストも予測不可能な状況にあると言えるでしょう。


● 新月 ● (11月29日 - )


アセンダントの対向あるのは火星です。


積極的行動でスタートするでしょう。
外部や他者から強い干渉があるために、
攻撃心が刺激されやすいでしょう。


さらに木星とトライン、土星と60度と
事業展開など推進力が高く、
決まったことは次々に実施されて行きそうです。


12月1日、太陽は海王星とスクエアです。
曖昧さを引きずったまま、物事が進んでしまうことに
注意を向けた方がよさそうです。


3日より、水星は山羊座に入りますから、
判断力やその発言の真価が問われます。


段取りや計画性、効率や利益について考えます。
人間関係では気配りを発揮しましょう。



△ 上弦 △ (12月7日 - )


魚座の月の上弦です。
同日、二十四節気の大雪を迎えます。


月は土星とスクエアです。


世相や場の空気を読むセンスが働くため、
社会的な問題を意識しやすく、
そのことを真面目に受け取りやすいでしょう。


混沌とした現状から抜け出し、
より自由に自分の活動を拡げたい。


そのために何をすべきか。
足元にある現実の問題を認めつつ、
具体的な検討する時です。


10日、太陽は土星を通過します。
12日、太陽は天王星とトラインを形成します。


自分が必要とする学習や研究、
伸ばしたい分野について、具体的ことを決めるとよいでしょう。
自立心とベンチャーマインドをもって決意するときです。


質の高い情報と出会うことがテーマです。
信頼できる情報や、良い先達や先生を見極めること。
向上心を刺激し合える仲間や異業種の知人なども
頼りになる存在です。



○ 満月 ○ (12月14日 - )


双子座で満月を迎えます。


活動力のピークを迎えます。
テンションは高く、重要な局面にあって気が抜けません。
機敏で元気ですが、無茶をしやすいので、
神経や身心にかかるストレスは高さそうです。


先月の牡牛座でのスーパームーンの影響は、
ことのほか大きかったと言えます。
人の体は地球の大地と直結しているもので、
そのことを体を通してメッセージされました。


満月は身心の症状が出やすく、
病状などが悪化したように見えますが、
それこそが満月の浄化作用です。


忙しさに紛れて、自分の身体がどのようなメッセージを
伝えようとしているのか、聞き逃さないようにしましょう。


常にそのことばは、
「不自然なものを自然に直す」ことを伝えています。
気づきを得て、生活習慣やリズムを変える試みたり、
その部位をケアしてみると良いでしょう。


19日、火星は魚座に入ります。
さらに、山羊座の水星が逆行に入ります。


これより年明け1月7日迄の期間、
ビジネス、交通機関、あらゆるコミュニケーション
情報関連では再び問題提起となるような事件、
出来事が起きやすいので用心してください。


試験前の学生さん、
復習に力を入れるときです。
これまでの学習を総点検するとよいでしょう。



▽ 下弦 ▽ (12月21日 - )


11時前に、乙女座で下弦を迎えます。


この日は冬至を迎え、
太陽は山羊座に入ります。


土のサインの山羊座は、
これまでの努力の成果をはっきりさせます。


議論の末に、実施に踏み切る段階に入りますが、
水星逆行中なので、足止めされることが多いでしょう。


疲れが出やすく、
発言やコミュニケーションには注意が必要でしょう。


27日、天王星は木星とオポジションです。


新事業や新しいテクノロジーが社会を変えていきます。
人間の労働がAI(人口知能)にとって代わるというニュースに象徴される通り、
さまざまな革新的技術の発表に伴い、
その評価や実用化が進むでしょう。


新しい産業革命を迎えることに等しく、
これからの生き方を変える要因の一つでもあるでしょう。


水星が逆行と合となる山羊座の新月です。
新しい生活スタイルを創生していく検討を
共同で進めていくことがテーマとなるでしょう。


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2016年蠍座の新月から次の新月までの星模様 (10/31 - 11/28)
by 天音 絢文


20161031新月図

sun さそり座 7゜43'
moon さそり座 7゜43'
mer さそり座 9゜40'
ven いて座15゜02'
mar やぎ座23゜05'
jup てんびん座10゜55'
sat いて座14゜15'
ura おひつじ座21゜54' R
nep うお座 9゜23' R
plu やぎ座15゜15'
Asc おとめ座24゜59'
Mc ふたご座24゜28'
Node おとめ座 9

2016/10/31


今回の新月は、10月31日蠍座で起きます。


後半6サインの最初にあたる天秤座の
次に位置する蠍座は、水の不動サインです。


後半6サインのテーマにあたる
社会的なステージのなかで自己を確立していくプロセスのなかで、
天秤座は、異質な他者の集まりである社会のなかに、
活動サインらしく、まずは飛び込んでいきます。


そして、風のサインらしい客観的な視点をもって、
さまざまな他者を発見し、
自分と合わせ鏡のように存在する相手(パートナー)と
関わり、バランスのとれた関係を育むことを通して、
自己を成長させていくことがテーマです。


そのあとに続く蠍座は、天秤座が広さを求めることに対し、
深さを求めます。
蠍座は、よく嫉妬深いサインといった評価をされがちですが、
強い愛情の裏側にある嫉妬心を、
蠍座は誰に対しても向けるわけではありません。


感情と関係する水の不動サインの蠍座は、
その感情や愛情を安易にばらまくことなく、特定の対象に注ぎ込みます。


蠍座と対向となるサインの牡牛座は「所有」と関係するサインです。
一方、他者との関係性のテーマが加わったステージでの蠍座は、
単なる個人としての所有ではなく、「共有」がテーマになります。


この「共有」という言葉は、
蠍座とスクエアの関係にある水瓶座のように、
すべての人で平等に分かち合うといった意味合いの「共有」とは異なります
蠍座の共有は、特定の相手を所有し、その相手から所有されるといった
ニュアンスのある共有です。


つまり、運命共同体として相手と一体化していくような状態です。
結婚の誓いで、「死がふたりを分かつまで」という言葉が使われますが、
「死と再生」を司る冥王星を支配星にもつ蠍座にとっては、
この言葉は文字通り真実であり、さらにいえば、
現世的な死という概念を超えた価値観で、
人間という存在やその関係性をとらえているかもしれません。


自他が一体化する世界のなかで、その愛情の絆を奪われることは、
自分自身の一部を壊されるのと同じ、激しい苦痛が伴うものです。
そういった関係性を対象としたときにこそ、
蠍座の嫉妬も執着心も生まれるのです。


これはひとりの人間との関係性にとどまらず、
ある集団であったり、何か非常に打ち込んでいる分野であったり、
対象はさまざまですが、
蠍座の世界には、とことんまで突き詰めていく徹底性があります。


同時に、冥王星は根本的な変容を表しますが、
ある対象と一体化し、徹底的に究めていくことを通して、
卵が幼虫になりさなぎになり、殻を破って成虫になるように、
存在そのものが、根底から大きく変容していくのです。


また、蠍座は神秘的なサインといわれ、
蠍座のナチュラルハウスである第8ハウスは、
個人を根底から変容させるテーマを扱う場として、
魔術やいわゆるオカルト分野、
現代的な解釈では、各種エネルギーワークなどと関係します。


おりしも、今回新月が起きる10月31日は、ハロウィンです。
最近、日本でもブームになるハロウィンは、
コスプレ仮装して騒ぐお祭り的な風潮もありますが、
(ただ、これも日常的な自己を忘れる、ひとつの変容の儀式ですね)
ケルトでは、日本のお盆のように異界(死者の世界)との扉(境界)が
開かれるときの祭りであったようです。
こういったタイミングで、蠍座の新月というのも興味深いですね。


今回の新月図を東京でつくると、新月は第2ハウスで起きます。
そして、第8ハウスのカスプには、
突然の変化を表す天王星がのっています。


第2ハウスの新月には、アセンダントの支配星の水星が重なり、
第8ハウスの支配星の火星は、第8ハウスのカスプにのる
天王星とスクエア(90度)の配置をとります。


これらを見ると、世の中全体で、
第2と第8に表される財や経済に関するテーマが
浮上し、なんらかの変化が起きやすいタイミングであることを示します。


個人レベルでは、自分の価値観を守ること
(価値観と関係する第2ハウスの不動サインの蠍座の新月、
第2ハウスの支配星の金星と土星のコンジャンクションなど)、
同時に、その価値観を活かして周囲のために奉仕したり、
あるいは、日々の仕事の場で他者と関わりながら活かしていくこと
(第7ハウスの支配星の海王星が第6ハウスにあり、
 第2ハウスの新月とトライン)
といったテーマが浮上しやすいでしょう。


また、第8ハウスのカスプの天王星に、
第8ハウスの支配星の火星がスクエアをつくる配置をみると、
この一カ月で、他者との深い関係性のなかで
急激な変化を体験する人もおられるでしょう。


天王星には、蠍座本来の支配星である冥王星も
ゆるくスクエアとなり、
この変化は、派手な形では現れないかもしれませんが、
今後の展開を考えると重要で、
ふたりの岐路を変えていくことになるかもしれません。
蠍座の季節らしく、深く熟考し、
納得いくまで徹底的に相手と関わったうえで、
最後は、思い切った決断をくだしていきましょう。



● 新月 ● (10月31日 - )


新月から始まる1週間です。
タイトなハード・スクエアもなく、
新月図でもアングルに重なる天体はないので、
比較的ゆるやかで穏やかな立ち上がりになるかもしれません。


射手座にある土星や金星の上を、月が通過する3日や、
山羊座にある冥王星や土星の上を、月が通過する5日から6日にかけて、
大胆に決断したい気分になりやすいかもしれません。


すでに心が決まっていることなら、その決断に従っていきましょう。


ただし、一時の感情に流されて悲壮な気分で決めようとするなら、
もう少し熟成の時間が必要です。



△ 上弦 △ (11月8日 - )


蠍座の太陽と、水瓶座の月の間での上弦です。

水瓶座の月は、蠍座の太陽、水星とはスクエアですが、
天秤座の木星とはトライン(120度)、
射手座の土星、金星、牡羊座の天王星とは、
小三角となるセクスタイル(60度)をつくります。


そのため、表れ方が少々複雑で、人によって異なるでしょうが、
よりよき未来を考えて、理想的かつ革新的に
現状を変えたい気分が盛り上がる一方、
権力を振りかざすタイプや、脈々と続く古い体制と、
衝突が起きやすい時といえます。


または、理想をいだきながら、
けっして周囲の圧力に屈しない強い意志をもって、
集中突破を図ろうとする人もいるかもしれません。


11月9日に、火星が水瓶座に移動すると、
仕事へのエネルギーを注ぎこみたい衝動が少しゆるみ、
トータルでバランスのとれたライフ・スタイルを築く方向へ
気持ちが向きやすくなります。


12日には、水星が蠍座から射手座に移るため、
その方向に拍車がかかり、
より開放的な交流を求めたくなりそうです。


ただし、同じ12日には、金星が射手座から山羊座に入るため、
開放的とはいっても、
人間関係で必要なマナーは、大切にしましょう。
伝統的な美意識を日常のなかに取り入れるのもお勧めです。



○ 満月 ○ (11月14日 - )


蠍座の太陽と、牡牛座の月の満月です。


満月は緊張感があるときですが、
今回は満月にハード・アスペクトがないため、
急激に何かが起きるといった印象ではありません。


けれども、変化を表す天王星と太陽は、
マイナー・アスペクトのインコンジャンクト(150度)。


簡単に動かせない異質な二者のあいだで、
根本的な変容を引き起こすために、引っ張り合っているような満月です。
魚座のキロンが満月を調停しているので、
互いの痛みを受け入れ合うことが、
相容れない二者をつなぐ橋になっていきそうです。



▽ 下弦 ▽ (11月21日 - )


蠍座の終わりの度数での下弦です。


涙の度数ともいわれる不動サインの最終度数での
下弦のスクエアは、閉塞感が強い配置ですが、
このとき、9月に天秤座に入って進んできた木星が、
冥王星とのスクエアに差し掛かります。


閉塞感を感じつつも、その閉塞感を打破しようとする
前向きな動きも水面下で始まりそうな星回りです。


次の新月からの1ヵ月で、
木星は天王星とのオポジション(180度)まで進むので、
年の瀬ですが、世の中全体は騒がしく動くかもしれません。


その前段階にあたる今回の新月の1ヵ月は、
その先の変化を見据えながら、じっくりと水面下で変化の準備を進め、
力をチャージしていく時と考えてもよいでしょう。



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【天音 絢文 プロフィール】


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2016年天秤座の新月から次の新月までの星模様 (10/1 - 10/30)
by ぐらは


20161001新月図

sun てんびん座 8゜15'
moon てんびん座 8゜15'
mer おとめ座20゜42'
ven さそり座 9゜00'
mar やぎ座 2゜25'
jup てんびん座 4゜38'
sat いて座11゜37'
ura おひつじ座23゜05' R
nep うお座 9゜54' R
plu やぎ座14゜58'
Asc さそり座21゜54'
Mc おとめ座 1゜08'
Node おとめ座 11゜

2016年10月01日 09:01


10月1日、新暦と旧暦が一致して新月を迎えます。


去る9月22日に秋分を迎えましたが、
「秋分」は、1年の起承転結の「転」にあたり、
今まで模索、検討してきたことが具体的な話として
動き始めているのではないかと思います。


他者に興味を抱く天秤座の新月です。
さまざまなな場面で活発な交流が展開するでしょう。


乙女座で強かった警戒心や防衛心は解除しましょう。
人生とは出会いによって決定すると言っても過言ではありません。
他者に心を開くこと、出会いの可能性に人生を開くことが
天秤座のテーマです。


天秤座では、推測や憶測ではなく、
メールやラインなどの通信によるコミュニケーションでもなく、
リアル対決、直接面談で他者にかかわります。
直接会って話を聞いてみる。「百聞は一見にしかず」です。


印象を受けたり、与えたりするリアルな交流体験は
思い込みやこれまでの認識を一変させ、
人生に大きなきっかけをつくります。


さらに木星は、9月9日より天秤座に入りました。


これより約1年間は、
パートナーシップを積極的に発展させること、
人的環境の改善が大きなテーマとなります。


活動サインである天秤座の木星は、
やがて山羊座の冥王星、牡羊座の天王星とアスペクトしますから、
人脈的な構図、組織が大きく変わることが予想されます。
社会のシステム、構造の改革が進むでしょう。


天秤座の指向する、
「平和」や「フェアであること」が
社会全体に広がっていくことが望まれます。


まずは、身近なところで
風通しのよい環境をつくることが改善の基礎となるでしょう。
チームワークを意識し、互いの違いや個性を尊重し合うこと。
評価し合い、ほめ合って、よい雰囲気をつくる気遣いをすること。
それが天秤座の協調精神です。


天秤座9度のサビアンシンボルは、
「アートギャラりーにかけられた三人の巨匠」です。


9度はそのサインの「初心」を示します。
天秤座は、社会人デビューのサインですから、
どんな生き方を目指したらいいのか、
その手本となる存在を求めます。


「三人の巨匠」は、まさに絵になる偉大な先達者です。
異なる三人の生き様を比較することで、
自分の人生に影響を与える存在と出会います。


「好きになる」「憧れる」「惚れ込む」
というのは天秤座の支配星である金星意識です。
理屈ではない感情がかき立てられる人物が、
人生の師となり、常に向上心を刺激してくれるのです。


新月は未来を志向する11ハウスで起きます。


木星と共にある新月ですから、
社会改革的活動が進展するでしょう。
垣根や利害を超えた政治的な動きが活発になるでしょう。


アメリカでは大統領選の討論が展開されています。
天秤座は裁きのサインですから、自分の目でしっかり評価し
判断をすることも重要なテーマです。


海王星と150度のアスペクトをとります。
天秤座の好悪感情による判断や「きれいごと」では通用しない、
複雑な条件下におかれていることを念頭にいれなければならないこと。


そして、土星とのアスペクトは、持続可能な、長期的計画をつくること。
システムや制度化することや法律や専門家による審議が
両輪で進むことを意味するでしょう。


スタートを示すアセンダントは蠍座です。
支配星の冥王星と火星は
収入や所有物、経済活動を示す2ハウスです。


現状を担保にどのような未来計画ができるのか。
目指す未来に対する試算を立てなければなりません。
働き方改革は、国家の存続にかかわる緊急対策です。


働き方のスタイルと収入のあり方について、
積極的に考え直すプロセスが進むでしょう。


今月は、活動サインの新月であり、
上弦、満月、下弦のタイミングにおいても
二転三転と変化が激しく
大きな決断や判断を迫られる場面が多くなるでしょう。


社会の問題に目を開いて、出会いの可能性に踏み込んでいく。
社会参加につながる行動が、新境地を開くでしょう。


また身近な人間関係の改善に心を配ることで、
しなやかに関係を拡げること、
女性ならではの横つながりの連携が強みとなるでしょう。
生活をより良くしていく目的では皆が一致しています。



● 新月 ● (10月1日 - )


前回の9月1日の日蝕は、
歴史的なターニングポイントを示す土星と海王星に
火星がかかわりました。


そのために「行動化」への衝動が強くなっています。
「力の論理」や「熟慮を欠いた決断」、
「攻撃的な力の行使」、軍事的傾向が懸念されます。


先月の日蝕以降、精神的に落ち着かない人も多いようです。
事故や怪我など、トラブルやストレスが多かったならば、
努めて「平和な雰囲気」や「快適さや美しくあること」
についてイメージするとよいでしょう。


この新月でマインドセットしましょう。


今回の新月も火星が強調されています。
山羊座の火星ですから、計画的かつ戦略的な
実利のある行動へ向かいます。


周囲との協調を考えて行動することに、
未来がありますから、人を生かすような立ち回り、
人助けや教育や指導力が重要になってくるでしょう。


1日の新月は、忙しい1日となるでしょう。
「初心」を胸に、状況判断することが試されます。


8日の寒露、太陽は冥王星と90度をとります。
諦めは、新しい展望をみいだす新たな一歩となるはず。
またどんな経験もすべて肥しになるものです。



△ 上弦 △ (10月9日 - )


山羊座の月は冥王星を通過して上弦を迎えます。
「理想的なきれいごと」はさておき、
厳しい現実に関心が傾くでしょう。


11日、水星は木星を通過します。
水星と木星の組合せは政治家に必須のアスペクトですが、
弁論では、実情に即した説得に勝敗があるでしょう。


より多くの人に、はっきり伝わるコミュニケーション、
プレゼンテーション術を磨くときです。


13日は、旧暦と足並みそろえて十三夜です。
美しい月を秋の味覚とともに楽しみます。
月のパワーと同調して大切なメッセージを受取ります。


15日、天秤座の太陽は天王星と180度です。
自主的な決断をするタイミングでしょう。
分裂の動き、分離独立の意志表明などの動向が目立ちます。
古い関係との断ち切りは、
新たな関係を呼び込むアクションです。



○ 満月 ○ (10月16日 - )


牡羊座月の満月です。
活動宮の人は、本来の活動家ぶりを回復するでしょう。


水星は満月から下弦までの間、
冥王星と天王星とハードアスペクトを作りますから、
神経にかかる負担は大きく、極端な判断をしがちです。


19日、山羊座の火星は冥王星を通過します。
衝動的な行動に出やすく、ショッキングな事件も起きやすいでしょう。
今までに言動や素行に問題があった人は、評価を下されることになるでしょう。

もう見過ごすことは許されません。


20日は、土用入りです。
秋から冬へと季節が転換します。
体調管理に気を配り、冬の備えをします。



▽ 下弦 ▽ (10月23日 - )


蟹座の最後で下弦の日を迎えます。
この日霜降を迎え、太陽は蠍座に入ります。


繰り広げられた出会いのドラマは
これ以降、展開が変わっていきます。


信頼関係を結ぶに値するかどうか、
一歩踏み込んだ関係が進むでしょう。


より深いパートナーシップを、
絆を結ぶことがテーマとなります。


26日 - 30日、金星は土星と海王星にからみます。
金融の変動なども予想されますが、
それは極めて心理的な作用であることの証明です。


女性の立場からの提言や役割の重要性を皆が認知するでしょう。
平和、調和への提言をしていく。
平和というテーマを皆が考える。
集団的な意識が、次の展開の下地になります。


10月31日は蠍座の新月を迎えます。
固定サインの新月です。
関係の絆を強いものにしていくプロセスがスタートするでしょう。



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乙女座の新月から次の新月までの星模様 (9/1 - 9/30)
by 天音 絢文


20160901新月図

太陽 おとめ座 9゜21'
月 おとめ座 9゜21'
水星 おとめ座28゜54' R
金星 てんびん座 2゜48'
火星 いて座14゜09'
木星 おとめ座28゜17'
土星 いて座10゜04'
天王星 おひつじ座24゜04' R
海王星 うお座10゜41' R
冥王星 やぎ座15゜07' R
Asc うお座 9゜40'
Mc いて座18゜01'
ドラゴンヘッド おとめ座 12゜

2016年09月01日 18:03


今回の新月は、乙女座で起きます。


乙女座は、夏から秋への移行期に位置するサインです。


学習を司る水星を支配星にもち、
労働と健康を司る第6ハウスと関連する
乙女座で新月が起きる時期は、
真夏のサインである獅子座のあとで、
遊びで盛り上がる夏休み気分を引き締め、
仕事に学習に勤勉に取り組む時期となるでしょう。


特に、9月1日に起きる今回の新月は、
子供たちの新学期などのタイミングとも重なるため、
新たな年度後半、実りの秋に向けて、
新鮮な気持ちでスタートを切るのに良い折になりそうです。


さて、今回の新月を読む前に、
オリンピックでの日本のメダルラッシュや、
国民的アイドルのSMAPの解散宣言で、
日本中が喜怒哀楽に揺れた先月の新月を少し振り返ってみます。


先月の新月は、獅子座、第12ハウスで起きました。
国家の印象や全体的な特徴、国民を表す第1ハウスには、
名誉を表す第10ハウスの支配星である金星が入ります。


金星は、自己表現や華やかなアピールを司る獅子座に入って、
アセンダントに重なる目立つ配置です。
金星はメディアを表す第3ハウスの支配星でもあります。


アセンダントは、遠方や海外を表す第9ハウスにある天王星とトライン、
遠方(ブラジル)での予想を超える(天王星)大活躍で、
国民が喜びに包まれ(第1ハウスのなかには、名誉を表す第10ハウスの
支配星である金星、乙女座に入って力を発揮しやすい水星)、
メディアも華やかに、日本選手の活躍を報じました。


一方、隠れたものを表す第12ハウスの新月は、
隠れたものにスポットライトが当たりやすい配置です。
SMAPの解散騒動は、この第12ハウスの新月の一面を
象徴しているかもしれません。


新月は、トランス・サタニアンである冥王星と海王星の
ヨッドにあたる位置で起きました。
人生のなかでは、自分の意志を超えたところで起きてくる出来事もあり、
その状況を受け入れ、そのなかで努力を重ねていくことが
必要なときもあります。


8月の新月からの一か月で、
大きな流れのなかで、これまでの経過を踏まえて、
隠れたことが明らかになってきたという思いを抱く人も
いるのではないでしょうか。


真実や、自分が何者であるか、
自分の情熱のありかを、心の中で深く確かめ、
けれども、まださまざまな事情のなかで、
思うように動けない人もいるかもしれません。


長くなりましたが、
今回の9月の新月は、これまで、やや閉塞感を感じつつ、
曖昧な気分のままとどまり続けるしかなかったような状況が、
新たな地平に向けて、徐々に動き出していく時期となりそうです。


今回の東京の新月図では、新月は第7ハウスのカスプに重なっています。
第7ハウスには、水星、金星、木星も入り、強調されています。
テーマは、自分とは異質な他者との関係性です。


第1ハウスのカスプであるアセンダントが、
赤ん坊がこの世に個として生まれてくるような場所なら、
第7ハウスのカスプは、個として成長してきた人が、社会の中にとびこみ、
社会的人間としてデビューするような場所です。


今回の新月は、アセンダントに海王星、
MCに火星が重なり、4つの惑星がアングルに重なっています。


新月図で、アングルに惑星が重なるときは、
世の中が動きやすいタイミングです。


さらに、今回の新月は、日本では観測できませんが、日食です。
日食の影響は、通常の1か月を超えて、
半年、あるいは数年にわたって続くといわれます。


この期間に、日本が他国との関係をどう築いていくのか、
国際的な関係のなかで、どうふるまっていくのか気になる配置です。


第7ハウスと関連する天秤座には、
新月の直前から、天秤座の支配星が入っています。
そして、この新月の期間に、木星が天秤座に入り、約1年間滞在します。


木星が活動宮である天秤座に入ることで、
活動宮にある天王星と冥王星とのスクエアが強調されるようになり、
今後、年末に向けて、変化が目立った形で進んでいくでしょう。


ただし、今回の新月は、天秤座ではなく、
社会に出でる前に個人として完成を目指して、
自らや周囲の環境を調整する乙女座で起きます。


そのため、個としての自分を乙女座らしく謙虚に磨き、
社会や他者との関係のなかで、さまざまな調整を
重ねていくことにもなりそうです。


特定の相手とのパートナーシップ、
あるいは人間関係全般にも、焦点があたりやすい時期です。


アセンダントに重なる海王星や、ディセンダントに重なる乙女座の新月は、
自らを犠牲にしても、相手に奉仕することによる問題を暗示するかもしれません。


新月と海王星は、
自分と他者を表す第1ハウスと第7ハウスのカスプ上で、
ゆらゆら揺れ動いています。


自分を一方的に犠牲にするのではなく、
自分も相手も尊重しながら、
本当の意味で対等なパートナーシップを模索する時期となるでしょう。


逆に言えば、この配置は、他人に依存することなく、
自分らしい個性や、自分の意思を穏やかに、
かつ明確に表明していくことの必要性も示しているでしょう。


難しいのは、第10ハウスに重なる火星と土星と、
新月と海王星の関係です。


この火星と土星は、他者との関係のなかで疲れた時に、
行動を起こすことで、状況を突破していこうとする衝動に
つながりやすいでしょう。


ただし、衝動的に、まだ見ぬ新しい可能性に賭けて、現実逃避するのではなく、
柔軟宮でのTスクエアらしく、現実と夢や理想のあいだで行きつ戻りつ、
さまざまな調整を重ねながら、
第10ハウスの火星と土星が表す、現実的なゴールに向けて、
情熱を注いでいくことが求められる新月です。


乙女座の支配星である水星が、新月前から逆行に転じたため、
重要な変化につながる新月ですが、
これらのテーマが具体的な状況変化としてすぐに表れるのではなく、
心境の大きな変化として表れたり、
水面下で変化が進んでいったりする人も少なくなさそうです。



● 新月 ● (9月1日 - )


新月の直前に水星が逆行に転じたため、
重要な新月ですが、しばらくは目立った変化は感じにくいかもしれません。
心の中で起きてくる変化を大切に。
内なる無意識の声に耳を傾けてください。


逆行した水星は、木星と再び重なります。
水星は、第7ハウスの乙女座の支配星、
木星は、第1ハウスの魚座の古典的な支配星です。
そのため、他者との心地よい関係を築き直すタイミングといえます。


水星は逆行しているため、過去を振り返り、
和解をはかるのにも、良いタイミングとなりそうです。


木星らしくおおらかに、人とコミュニケーションをとり、
新しい学びに取り組んでいきましょう。



△ 上弦 △ (9月9日 - )


上弦になる直前に、木星が天秤座に入り、新たな流れが始まります。


上弦の月は、射手座の火星と土星と重なり、
柔軟宮のTスクエアのテーマが浮上します。


上で書いたように、現状を打破するために、衝動的に行動を起こすのではなく、
遠い未来の目標(土星)をしっかり定めたうえで、
周囲の状況と調整したり配慮したりしながら、
次なる目標に向けて情熱を注いでいくときです。



○ 満月 ○ (9月17日 - )


射手座の火星とTスクエアになる位置で満月となります。


新月は第7ハウスで起きましたが、
満月図では、太陽が第1ハウス、月が第7ハウスに入り、
新月のテーマが、再び違う形で表れやすいでしょう。


月には傷を表すキロンが重なり、
第4ハウスには、満月とTスクエアになる火星と土星が入ります。


心の中にある怒りに振り回されることなく、
正しい自己主張をしていくことが求められそうです。


また、人間関係や愛情と関係する金星は、天王星とオポジションです。
人間関係、あるいは恋愛において、
重要な別れや出会いを体験する人もいるかもしれません。


また、自立と依存(第7ハウスの海王星)のテーマも浮上しやすいときです。


金星と天王星は、射手座の火星によって調停され、
女性天体の金星と月は150度、男性天体の太陽と天王星は150度、
いくつものアスペクトが作用しあう満月です。


人間関係や社会的な環境のなかで、
ただ一方的に受け身にならず、一方的に主張することなく、
バランスを意識しながら、
目の前のテーマに取り組んでいくことが必要でしょう。



▽ 下弦 ▽ (9月23日 - )


秋分になってほどなく起きる下弦です。


水星が順行に戻り、太陽も活動宮に入るため、
この一か月のあいだ、水面下で起きてきたことや、
進むべき目標に向けて調整を繰り返してきたことは、
徐々に軌道に乗って進み始めそうです。


とどまるか離れるか迷っていたことは、
ひとつの結論に向かって状況が動き出します。


下弦の太陽は木星と重なっています。
新たな道は、希望を抱き未来に向かっての出発になるでしょう。


ただし、月齢サイクルでは下弦の時期です。
満を持して、新たな変化の海へと具体的に漕ぎ出すのは、
次の新月以降になるかもしれません。



プロフィール

【天音 絢文 プロフィール】


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2016年獅子座の新月から次の新月までの星模様 (8/3 - 8/31)
by ぐらは


20160803新月図

太陽 しし座10゜57'
月 しし座10゜57'
水星 おとめ座 4゜39'
金星 しし座26゜35'
火星 いて座 0゜02'
木星 おとめ座22゜24'
土星 いて座 9゜52' R
天王星 おひつじ座24゜30' R
海王星 うお座11゜26' R
冥王星 やぎ座15゜38' R
Asc しし座21゜21'
Mc おうし座15゜36'
ドラゴンヘッド おとめ座 14゜

2016年08月03日 05:44


今回の新月は獅子座で起きます。


獅子座は、2番目の火のサインです。
春に牡羊座でスタートした生命力を復活させ、
意欲や情熱を再び取り戻すことがテーマとなるでしょう。


前回の新月は、
蟹座の新月に対して、
山羊座の冥王星がオポジション(180度)となり、
現代社会に潜む破壊的衝動が、日常生活の安全を脅かすといった、
衝撃的な事件が多発しました。


しかし予測できない脅威に怯えてばかりはいられません。
獅子座では、自分を育ててくれた母胎的環境を基礎にして、
自分らしい生き方へと踏み出していきます。


太陽が支配星である獅子座は、
「私は、ー」と自分の内側にある欲求を強く意識します。
主体性を持ち創造力を発揮する、成長の重要なプロセスです。


少子化、待機児童問題など、
「子供」をテーマとした社会問題が数々あります。
そしてどんな大人も子供時代を過ごしてきました。


どんな社会環境が、子供や大人を元気にするのかを考える。
「未来を担う子供のために」という視点で
今の社会問題を考え直すタイミングでもあるでしょう。


獅子座11度のサビアンシンボルは、
「大きな樫の木にあるブランコに乗る子供たち」


庭にある木にブランコをつけたら、そこは遊園地に。
ブランコに揺られて気持ちがワクワクと躍動してくる。
いつも見ている景色も、違って見える。


今置かれている環境の中で、楽しくなるような工夫を見つける。
どんな状況であれ「生きることを楽しむ」という人生観。
想像力や思い一つで、生活を変えることが出来る。


日常の中に、遊び心を開放させる時間や空間を持つこと、
「遊びを通して成長する」ことを素朴に示したシンボルです。


元気や明るさが、不安や恐怖、闇を払拭するでしょう。
娯楽やエンターテーメントが、
社会が必要とする
文化的現象であることも物語ります。


新月図は、12ハウスに位置しますが、
早朝の新月です。


エネルギーに満ちた朝日を浴びて、
スタートする新月は獅子座にふさわしいと言えるでしょう。


不滅の火を持ち続ける獅子座は、
永遠の子供、不滅のヒーローです。


非空間、非場所性を示す精神世界の12ハウスでは、
自意識の増大を示すかもしれませんが、
環境的な条件に負けない精神的な強さを示すという配置です。
健康を取り戻すなどの意味もあるでしょう。


ポケモンGoに見るゲームの世界的な熱中現象は、
現実逃避や不安心理の反動とも言えるかもしれません。
感染症的に広がる現象や、中毒症状、
忘我による注意力の欠如などには、
管理的な処置が必要となるでしょう。


新月のアスペクトはちょっと複雑です。


海王星に続き、冥王星が150度をつくり
ヨッド(YOD)を形成します。


150度は、不得意なことを訓練して身につける能力を意味する、
言わば教育的なアスペクトです。


獅子座に対して、魚座と山羊座がその役を担います。
自分勝手な気ままさや自己中心的なエゴに
陥らないための教育係と言えるでしょう。


山羊座は、
役割意識や責任感、時流を読む力、
社会に適応できる創造性の発揮。


魚座は、
ビジョン的なセンス、アート性、共感力、
精神的な意味づけや献身的姿勢。


「自分の思い通りにいかない」、
拘束されている感が強いかもしれない。


しかし、これは変化に対する受容性を問われていることの証でしょう。
自分にどんな視点が足りないのかを意識すると良いでしょう。


個人的な主観、思い込みから脱却する(解放される)
「私の想像力」が、ひろがりと共感、
大きなつながりに成長するためのチャンスともなるでしょう。


自分に不足していた視点や能力を身につけることで、
方程式を解くように、自分の役割や方向性が
導き出されるかもしれません。


射手座の土星とトラインです。
自信を持つ、説得力を持つ。
考え方の基礎をかためレベルアップしていきます。


社会的にも、法的な整備が進むなど再生的に働くでしょう。
オリンピックがまもなく始まりますが、
国際的視野をもつことも必要とされるスキルでしょう。


アングルは固定サインです。
守りと維持、強化のスタイル模索するでしょう。


考え方の違いでぶつかったり、対立しやすかったり、
権力的構図を作りやすいかもしれませんが、
公明正大さ、柔軟な姿勢を示すことで、
調整的に状況を整えていくでしょう。



● 新月 ● (8月3日 - )


3日、新月のこの日、火星は射手座へ入ります。
獅子座の太陽と連動、自分の考えを行動に移しやすいでしょう。
常々考えていながらも実行で出来なかったことを思い切って始める。
自主的な行動力に勢いがつくでしょう。


6日、金星は乙女座へ。
遊びや趣味のレベルから次のステップです。


実用化や仕事に応用していく。
部屋をキレイにしたいし、もっと整理整頓をしたい。


使い勝手の良いように、工夫するのが乙女座。
インテリで、より快適な雰囲気をつくったり、
センスを発揮するのは、次のサインである天秤座です。


同日、水星は土星とスクエアです。
現実に則した判断、状況をしっかりと把握すること。


7日は立秋、暦では秋になります。


金星と水星は乙女座に入ると、
射手座の火星と土星と相次ぎ、ハードアスペクトをつくっていきます。


さらに魚座の海王星とオポジションを通過します。


柔軟サインのハードアスペクトが続きますから、
複雑な状況を受容しながら、判断力を鍛える、
調整する力を身につけることで乗り切ることになるでしょう。


9日は旧七夕です。
星まつり、満天の星空を楽しみます。



△ 上弦 △ (8月11日 - )



蠍座で上弦を迎えます。


水星と金星は土星・海王星の影響に関与していきますから、
この今という時代を読み解く力が問われるでしょう。
状況判断していく重要な時と言えるでしょう。


意志や目的に対して、
水星と金星は
判断力や手段としての働きです。


状況判断していく重要な時と言えるでしょう。


金星は、人間関係とお金です。
複雑な問題に対して、管理的、調整的な働きをしていく時です。


乙女座にはノードが居座っていますので、
不測のことが起きやすく変動がつきもの。


集団的なパワーに巻きこまれやすいので要注意です。


出会う人、情報は玉石混交。
良い縁もあれば、悪縁もあり。


クレーマーなど細かいことを差し挟む発言や情報などに要注意。

17日、獅子座の太陽は牡羊座の天王星とトラインを形成します。
自主自立の精神。思い切り、決断力が冴えます。
意欲、意志が固まる時を迎えます。



○ 満月 ○ (8月18日 - )


水瓶座の満月を迎えます。


個人的な思いや情熱を公開し
反応を期待する時です。


22日、水星は木星を通過。
環境改善、治療や癒しの効果が見えてくる時を迎えます。


23日は処暑。太陽は乙女座に入ります。


24日は射手座の火星は土星を通過。
火星が意味する武器、戦争というテーマが土星海王星に接触します。


武器・戦争に関して、大きな動きがあるでしょう。
抑止的に働くか、強化的に働くかは、
人類総体の思念、意識しだいでしょう。



▽ 下弦 ▽ (8月25日 - )


双子座の月で下弦を迎えます。


柔軟サイン過剰な時が進みます。
神経的なストレスに注意が必要でしょう。


30日、水星が乙女座で逆行を開始します。
日蝕直前の水星逆行は、
特殊な状況を迎えることが予想されます。


次の新月は9月1日、日蝕を迎えます。
土星・火星・海王星が関与します。


潮目を大きく変えるでしょう。


人間関係などの構図も大きく変えるでしょう。


再び流動的な状況が展開します。



プロフィール

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蟹座の新月から次の新月までの星模様 (7/4 - 8/2)
by 天音 絢文


20160704新月図

太陽 かに座12゜53'
月 かに座12゜53'
水星 かに座 9゜37'
金星 かに座20゜26'
火星 さそり座23゜11'
木星 おとめ座17゜33'
土星 いて座10゜59' R
天王星 おひつじ座24゜15'
海王星 うお座11゜57' R
冥王星 やぎ座16゜20' R
Asc みずがめ座 1゜07'
Mc さそり座20゜50'
ドラゴンヘッド おとめ座 15゜

2016年07月04日 20:01


今回の新月は蟹座で起きます。


蟹座0度に太陽がくるときが夏至、
もっとも昼の時間が長くなるときです。
日本列島のほとんどはまだ梅雨の真っ最中ですが、
冬至を境に長くなってきた日照時間は、この日をピークに、
再び冬至へ向けて少しずつ昼の時間が短くなっていきます。


今回新月となる蟹座は水の活動サインです。
火の活動サインである牡羊座から始まった12サインの旅は、
牡羊座とスクエア(90度)の関係となる蟹座で、
ひとつの節目を迎えます。


一年の始まりの春が終わり、新たな季節である夏が始まります。
養育のサインである蟹座で起きる新月は、
すべての人にとって、家族や親しい仲間など身内的な感覚で
互いに気持ちを分かち合いながら過ごしている関係性や、
家庭、あるいは家庭のように心の拠り所になる場について、
あらためて目を向け、大切に守り、深め育てていく時です。


家庭内のことや、生活の拠点となる地域全体に目を向け、
場全体がさらに活性化していくように、
積極的に活動を起こしていくタイミングといえるでしょう。


今回の新月は水星、金星とゆるく重なりながら、
海王星とトライン(120度)、冥王星とオポジション(180度)、
木星とセクスタイル(60度)の配置となります。
新月、水星、金星、木星、海王星のアスペクトだけに目を向ければ、
心のつながりを大切にしながら、
日常的な人間関係や日々の生活のなかで楽しみを発見し、
身近にある幸せを守り育てていくような印象を受けます。


けれども、それらの配置にたいして、対向から冥王星が
強力なプレッシャーをかけています。
オポジションは対人関係に投影されやすいので、
自分が大切に守っているものや、家族や親密な仲間などに関することを
脅かすような存在を強く意識するかもしれません。
ささやかな暮らしを強制的に変えていくような、
心の中にあるネガティブな感情を喚起するような
強力な圧力となる人物や状況、あるいは過去から綿々と続く何かに
向き合う人もいるでしょう。


しかし、新月となった太陽は、
冥王星とのオポジションを通過したあとは、
蠍座にある火星とのトライン、
牡羊座にある天王星とのスクエアへと向かっていきます。
火星は新月の数日前に、逆行から順行へと変わったタイミングです。


4月半ばから続いていた火星の逆行期間中は、
蠍座の火星の逆行らしく、過去をずっと振り返りながら、
心の深い部分に降りていくような体験(心境)を経て、
自分自身の人生を拓く意志の方向性を確認した人もいるでしょう。
揺るがない自分のパワーの源を確認し、
まだ、スピードはゆっくりですが、徐々に新しい開拓地へと
進もうとしている火星です。
冥王星は蠍座の支配星なので、
この火星は冥王星の深い意志ともつながっています。


太陽が親和性のある、同じ水の火星にトラインでコンタクトし、
そして、新たな未知の冒険に旅立つ牡羊座の天王星と
勢いのあるスクエアを形作ります。


冥王星の影や圧力をいったん意識したのちに、
冥王星らしく根本から大きな変容をし、心の地図を塗り替えたあとに、
新開地に向けて進んでいくことになるでしょう。


さらに、蠍座の火星が順行に戻った2日前に、
同じ水のサインの魚座でキロンが順行から逆行に変わりました。
まだ、新月の時点では正確なトラインは形成していませんが、
互いに向き合って手を取り合う(トライン)方向へ進む水の火星とキロンは、
感情の深みに触れた(蟹座の太陽と冥王星のオポジション)あとの
なんらかの根本的な癒し、癒しにつながる変容のための行動を
示唆しているように思えます。


さて、一方、今回の東京の新月図を見ると、
今の日本の状況がよく表れているように思えます。
蟹座の新月、水星、金星は、第6ハウスに集まり、
対向の冥王星は、第12ハウス、
そして、火星はMCに重なって天頂(第10ハウス)にあります。


アングルにいくつも天体が重なった前回の新月からの一カ月間、
さまざまなニュースに驚かされましたが、
今回の新月が起きるすぐ前に、バングラデシュで起きたテロ事件で、
多くの人が命を落とし、何人もの日本人が犠牲になったという
痛ましいニュースが飛び込んできました。


第6ハウスは、マンデン的には、
健康(公衆衛生)、労働、そして防衛のハウスです。
第12ハウスは、隠れた敵(テロ行為)などを表します。


国民が見えない敵の脅威そして防衛を意識し、
その風潮に沿うような形で、
国家を守るための戦闘的な国家リーダー(第10ハウスの火星)が
力を得ていくような配置にも思えます。


奇しくも、新月から上弦に向かう7月10日には、
この国の行く末を左右する参議院選挙が行われます。


今回のアセンダントは蠍座とは性格を異にする水瓶座です。
水瓶座の支配星である天王星は、
やはり火星を支配星に持つ牡羊座に入ります。


ともに火星を支配星に持つサイン(蠍座は古典的には火星が支配)
にある火星(蠍座)と天王星(牡羊座)は、
異質な二者のあいだでの調整や訓練を意味する
インコンジャンクト(150度)のアスペクトとなります。


天王星は第3ハウスにあるため、
この時期、メディアを通して活発な意見も飛び出すかもしれません。


そして、私たち自身の独自の考え(第3ハウス天王星)をもって、
この国の未来を決める一票を投じる必要があるでしょう。



● 新月 ● (7月4日 - )


新月となった太陽は、その後、冥王星とのオポジション、
木星とのセクスタイルの位置を通過していきます。
上であげた参議院選挙の7月10日は、
太陽が木星とタイトなセクスタイルとなる日です。


自分たちの生活や国を守り(蟹座の太陽)、
豊かで幸せな未来(木星トライン)を築くことを、
人々が意識しやすい日でしょう。



△ 上弦 △ (7月12日 - )


上弦となる12日に、金星が蟹座から獅子座へと移動します。
ここまで水のサインに天体が集まっていましたが、
金星が火のサインに入ることで、
個として活動することに意識が向きやすくなったり、
自分の個性を表現するタイプが目立つようになるでしょう。


追って14日に、水星も同じく蟹座から獅子座へ移るため、
その雰囲気がさらに高まります。


16日から17日あたりにかけて、
太陽が天王星とスクエア、
火星とインコンジャンクトの位置を通過します。


閉塞感を打破したい衝動が高まるでしょう。
ただし、実際に行動を起こすときは、
周囲の状況を読みながら、
強い意志をもって確実に進めていく人が、成功を勝ち取ります。



○ 満月 ○ (7月20日 - )


18日に山羊座に入った月は、
冥王星とのコンジャンクション、木星とのトライン、
天王星とのスクエア、火星とのセクスタイルを経て、
20日の朝方、蟹座の太陽と満月(オポジション)になります。


この時期は、獅子座にある水星と金星が、
あいついで土星とトラインをとることもあり、
さまざまに心揺れながらも(山羊座の月の様々なアスペクト)、
伝統的なものに心惹かれ、
安定し安心できる場や関係づくりへの思いが高まるかもしれません。


ほどなく22日に太陽が獅子座に移ります。
太陽のまぶしさも際立つ季節の到来です。
真夏の季節にふさわしく、青年のような気持ちで自己表現することに
意識を向けてみましょう。



▽ 下弦 ▽ (7月27日 - )


この期間は、まず獅子座の水星が天王星とトラインをとります。
自分らしいコミュニケーション方法を見つけるためにも、
新しい方法に挑戦してみましょう。
新しいネットワークを広げるのも向いています。
自己紹介では、いつもより思い切った自己アピールを。


その後、30日頃には、水星が火星とスクエアとなります。
この時期、太陽も土星とトラインになるため、
自分の中の「こうあるべき」にこだわって、
周囲に意見を押し付けやすくなりそうです。
金星は天王星とのトラインに向かっている最中なので、
オープンな雰囲気や、他者の意見に耳を傾ける気持ちも大切に。


31日に水星が獅子座から乙女座に移り、
そして、新月直前の3日に入った深夜に、
5月末から2か月強、蠍座に滞在していた火星が、
サインをかえて、射手座に入ります。


射手座に火星が入った日に起きる獅子座の新月は、
今回の新月と、テーマがだいぶ変わっていくでしょう。



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2016年牡牛座の新月から次の新月までの星模様 (6/5 - 7/3)
by ぐらは


20160605新月図

太陽 ふたご座14゜53'
月 ふたご座14゜53'
水星 おうし座20゜58'
金星 ふたご座14゜24'
火星 さそり座27゜09' R
木星 おとめ座14゜17'
土星 いて座12゜58' R
天王星 おひつじ座23゜21'
海王星 うお座12゜02'
冥王星 やぎ座17゜00' R
Asc おとめ座20゜51'
Mc ふたご座19゜52'
ドラゴンヘッド おとめ座 17゜

2016年06月05日 11:59


今回の新月は双子座で起きます。


去る5月7日の新月は、
冥王星と木星との土のグランドトラインを
形成した、牡牛座の新月でした。
社会構造の再生・復興を前進させる建設的な時を迎えました。


牡牛座は、町に例えればインフラが整備され、
土地の恵みを基盤に水やエネルギーなどライフラインが行き渡ること。
個人レベルでは、基礎的欲求が満たされる事と関連します。


双子座では、牡牛座の物質的土台により、
与えられた財産や所有物、備わった身体的素質や才能も含め、
それらを積極的に活用することがテーマとなります。


自らの五感を通して、意識を外へと拡げます。
知ること、聞くこと、伝えること、調べること、習うこと、
自ら行動し能力を拡張することが目的です。


今回の双子座の新月は、
6つの天体がグランドクロスを描きます。


状況は極めて複雑で流動的です。
人々の意識も、価値観も、権力的構造も、経済動向も、
人脈構造も変化していることを実感させられるでしょう。


消費税増税延期が報じられましたが、
前もって決められていたことが改変されることも多そうです。


自分の意に反して変化していくことを良しとしない、
固定サインの強い人、思いこみの強い人、権力志向の人は、
神経不安に陥りやすく心は穏やかにはいられないかもしれません。


今、世界はどう変わりつつあるのか、
情報に対して受け身の姿勢ではなく、
自分で調べ、知ることが重要になるでしょう。


思いこみが解き放たれるような出来事や情報と
出会うこともあるでしょう。


東京の新月図では、時刻はほぼ正午です。
太陽と月に金星、さらに9ハウスの水星が頭上で輝きます。


未来への不安と可能性が入り交じり、様々な意見が飛び交います。
活発な議論、世論の強さを見せるでしょう。
SNSなどネット環境の影響力は増すばかりです。


サビアンシンボルは、
「会話をしている二人のオランダの子供」です。
Two Dutch children talking


そもそもオランダを指す「ダッチ」という言葉は、
ライバル関係にあったイギリスが、オランダを指して使った
蔑称のようです。つまりこのシンボルは、
「敵国の子供の会話を聞いている」という意味になり、


さらに、子供は興味の赴くまま、ありのままに、
言いたいことを言ったり、脈絡がなかったり、
気を引くために奇をてらったりと、
大人的な常識や権威に背くような言動をしている。
といった、意味もあるでしょう。


双子座は「競争」のサインでもありますから、
このシンボルは、敵を知ること。
対立する立場の人や異文化を理解することを意味するでしょう。


双子座の新月に対して、土星、木星、海王星が関与してますから、
敵だから、ライバルだから、嫌いだから、といった個人的な見解で
言動が許される状況ではありません。
ヘイトスピーチ規制もこれに関連する出来事の一つでしょう。


平和と調和を意味する金星とセットですから、
ライバルを敵視することなく、理解や興味を持って関わること。
平和的な在り方、歩みよりの姿勢で、
利害関係の調整などを試みる時でもあるでしょう。
うまくいっていない問題には、こうした姿勢で再度調整を
かけてみると良いでしょう。


違うことへの寛容さ、理解力。
文化度を高めるのことが、
今回の双子座の新月の大きな意味となるでしょう。


お金・人間関係も意識変化の渦中にあり、
予想を裏切ることが多そうです。
変化する状況をきちんと受け止め、
意見すること、レスポンスすることが求められます。


乙女座の木星とスクエアです。
現場では建設的な環境改善を進めています。
意見が反映されることで、利益を生む構造をつくるでしょう。
特に女性の発言、意見が尊重されるように方向つけるべきでしょう。
女性が発言し、活躍しなければ
平和的解決や安全な社会は実現のしようがありません。


海王星のスクエアを受けた射手座の土星は、
あらゆる制度の意味や意義、その有効性を審議していますから、
その使命を果たすべく、隠された情報を公にすることを進めています。
情報公開制度や、パナマ文書公開はその一例でしょう。
言論の自由、メディアの役割やジャーナリズムのあり方に
大きな揺れを起こしています。


蠍座に入った火星は、6月末まで逆行を続けます。
有言実行から不言実行へ。
攻撃力は潜伏し、見えないところでことが動きます。
敵には知られないように戦略的な対策を探ります。


逆行中の火星期間は、
自らのパワーを自覚し鍛錬し開発する好機です。
相手を知ることに加え、己の力を知らずして戦いなし。
権力に屈せず、生き抜く知恵を身につける時です。



● 新月 ● (6月5日 - )


新月のこの日は、15時前に二十四節気の芒種(ぼうしゅ)を通過します。


新月の特別なパワーに加え、テンションの変わり目に入りますから、
身心にかかる影響も大きく、特異な日になりそうです。


木星と土星に関係する新月であり、
プロジェクトは大きく揺れながらも活発に進行していきます。
神経的に休む間のない日々が続きますから、
ストレスや体調管理にも注意を向ける必要がありそうです。


7日、冥王星と太陽のインコンジャクト150度は、
言論の自由など、メディアなど情報やコミュニケーション環境に対する、
限定的な規制などがかかりそうです。


いつ何時起きるかわからない災害や非常時を想定した、
備えや訓練をするなど、サバイバルな対策を考えるなど、
問題に則した知恵と技術が求められます。


ゲームに夢中になれる自由な時間などないといった、
事情が生じやすいでしょう。



△ 上弦 △ (6月12日 - )


月は乙女座に至り、上弦を迎えます。
水星はほどなくして、牡牛座から双子座へ入ります。


18日、歴史的アスペクトである土星と海王星が
2度目のスクエアを形成させます。


好奇心をもって、疑問を持って、
子供のこころで世界を見てみる。
当たり前の現実を疑ってみる。


水星は双子座に入ります。
仕掛けられた嘘や詐欺をあばくチャンスです。
自分の手と頭を駆使して真実を追ってみよう。



○ 満月 ○ (6月20日 - )


太陽が蟹座に入る夏至直前の満月です。
射手座の月の満月です。


意見や議論を出し尽くす満月です。
様々な意見や声が空にこだまするような満月です。


世界ではいろいろな人が存在していて、
違いゆえに活発な交流がある。
そんな異文化コニュニケーションの先にあるのは、


同じ人間として共通の感情を持っていること。
同じ地球の上で生きている事。
誰しもが母と父から生まれ、家族があり子供たちがいる。


蟹座は、根底では人類すべてが共通の基盤の中で
生きていることを示す領域に関連します。


競争に疲れたこころとからだを休める場所、
安心して深い眠りにつける場所をすべての人が必要としている。


蟹座に入ると、テーマや場面展開はガラリと変わるでしょう。
蟹座が象徴する、母と子、すべてを育む大地母神、神話や歴史。
これほどすべてを包括する大きなフィールドはないからです。


26日に木星は冥王星とトラインをつくります。
古き良き伝統の復興、立て直しを強力に推進します。


27日、金星は海王星とトラインです。
強い緊張感は解けていき、リラックスしたムードが広がりそうです。
共感によって新たな人間関係がひろがります。


権力に対抗できる力は、数では圧倒的多数の一般市民です。
社会を変えるのは、権力者や巨大企業ではない、
多くの一般市民の声や、女性の力です。
そのこと自覚すると良いでしょう。



▽ 下弦 ▽ (6月28日 - )


牡羊座の月で下弦を迎えます。


30日、火星は順行に入ります。
蟹座の金星にアスペクトする蠍座の火星です。
家族や恋人などへの積極的な愛情表現が見てとれるでしょう。
守るべき存在、愛する存在を見出した人の
行動には迷いはありません。


次新月は蟹座で起こります。
冥王星を対向に迎える新月です。


山羊座の冥王星が、社会構造の崩壊と再生を進めます。
対向にある蟹座もまた崩壊と再生の波にさらされています。
家族関係、日常的な習慣、伝統的生活、食事から健康状態まで、
変化は同時進行です。


家族が抱える問題に対しての向き合い方、
女性の問題、母と子の問題へとテーマが変わっていきます。


話題となっている「社会毒」などから身を守ることなど、
命を阻害する影響に対しての防御法なども
テーマに含まれるでしょう。




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牡牛座の新月から次の新月までの星模様 (5/7 - 6/4)
by 天音 絢文


20160507新月図

太陽 おうし座16゜41'
月 おうし座16゜41'
水星 おうし座21゜04' R
金星 おうし座 8゜21'
火星 いて座 6゜34' R
木星 おとめ座13゜15' R
土星 いて座15゜01' R
天王星 おひつじ座21゜57'
海王星 うお座11゜40'
冥王星 やぎ座17゜26' R
Asc おうし座11゜16'
Mc やぎ座25゜37'
ドラゴンヘッド おとめ座 18゜

2016年05月07日 04:29



今回の新月は牡牛座で起きます。


12サイン始まりの牡羊座の
次に位置する牡牛座は、地の不動宮になります。


牡羊座がこの世に生まれたばかりの赤ん坊であり、
火が象徴する精神であるなら、
牡牛座はこの現実世界を、五感で体感していく赤ん坊であり、
地が象徴する肉体と関連します。


牡羊座の季節には、早春の気配とともにいっせいに草木が芽吹き、
牡牛座に対応する4月末から風薫る5月の頃には、
色とりどりに花々が咲き乱れ、爽やかな新緑が目にしみる季節を迎えます。


牡牛座を太陽が通過するこの時期は、
生き物を育む不動の大地、豊穣なる大地の恵みを体感する時です。


しかし、今年はトランス・サタニアンがらみの牡羊座の新月の期間に、
大地が荒ぶり、変わりなく繰り返されるはずの日常を揺るがせ、
物資や住環境などの生活の基盤が脅かされる震災、
熊本地震が起きてしまいました。
今なお、余震が続く中ですが、この牡牛座の新月をきっかけに、
本当に少しでも早く、熊本や大分の皆様の生活が
いつもの日常に戻ることを、心からお祈り申し上げます。


今回の東京の新月図では、
サイクルの始まりを象徴する新月が、
やはり、スタート地点を表すASCの近くで起きます。


牡牛座の支配星であり、
自らのサイン(牡牛座)にあって強められている金星も、
12ハウス側ではありますが、ASCに重なります。


天王星と重なり、冥王星とスクエア(90度)であった
牡羊座の新月の次に起きる、今回の牡牛座の新月は、
あらためて、安全で安定した生活づくりについての意識が高まりやすく、
新たな一歩を踏み出していく心境になりやすい時でしょう。


また、新月にはゆるく牡牛座にある水星が重なり、
5ハウスにある木星、9ハウスにある冥王星とグランド・トラインを形作り、
11ハウスにある海王星とセクスタイル(60度)をとります。


新たな一歩を踏み出そうとする気運を感じる今回の新月は、
新月にからんで全体的にソフト・アスペクトが目立つため、
実際に、地の新月らしく具体的な行動を起こせば、
それがゆるやかな形で、新たな広がりをみせていく気配があります。


ただし、新月には、
土星が調整や訓練などを表すインコンジャンクト(150度)、
さらに、ASCの支配星である金星と、
DESの(副)支配星である火星もインコンジャンクトの配置となります。


また、新月の時点で、逆行しない太陽と月以外の8つの惑星のうち、
5つの惑星が逆行中です。


そのため、今回の新月はソフト・アスペクトが目立ちますが、
順風満帆の船出というよりは、いくつかの試行(調整)を重ねながら、
そろそろとスタートしていくような雰囲気です。
前述の火星と土星は、ともに第8ハウスにあり、
逆行天体も多いため、深層心理のなかで起きてくること、
水面下での動きなどに焦点を当てながら、行きつ戻りしつつ、
徐々に力強く大きな本流へと乗り出していくことになるでしょう。


新月以外のアスペクトでは、柔軟宮での木星(乙女座・5ハウス)、
土星(射手座・8ハウス)、海王星(魚座・11ハウス)のTスクエアが
重要なポイントになりそうです。


特に、新月後間もない9日に、木星が逆行から順行へと方向を変えつつ、
Tスクエアとなります。
木星と土星のスクエア、木星と海王星のオポジションは、
それぞれオーブ2度以内であり、混沌としたムードがありつつも、
時代の大きな変わり目のなかで、浮かび上がってくる分岐点を前にして、
1つの道を選んでいくような気配です。


これらの3惑星は、すべて今回の新月とアスペクトします。
そのため、ASCで起きる新月らしく、
新たな出発へと意識を向けつつ自らの意思で選択することで、
揺れ動く時代の波を乗り越え、
次の確かな、そして豊かな地平へと向かっていけるようになるでしょう。


少し先走りますが、次回の双子座の新月は、
この柔軟宮のTスクエアをグランド・クロス化する位置で起きます。
今回の新月で、しっかりと自らが踏みしめて立つ基盤、
意思の方向性を固めることで、
次回の柔軟宮のグランド・クロスの揺れ動く新月を、
より建設的に活かしていくことができるのではないでしょうか。



● 新月 ● (5月7日 - )


ゴールデンウィーク明けの9日(月)に、木星の順行を迎えます。
自分のなかの「善」なる思いを、積極的に表現していきましょう。


全般的に、やや停滞ムードであった連休中との、
空気の変化を感じる人も少なくないかもしれません。


おって、牡牛座の金星が11日に木星とトラインをとります。
金星がつかさどる恋愛や人間関係、美や楽しみに関することについて、
追い風が吹いてきそうです。
特に、地のサイン(牡牛座、乙女座、山羊座)の人は、
遠慮するよりも、自分の欲に素直になるほうが、
(具体的な物だけに限らず)様々なうれしい贈り物を受け取れるでしょう。



△ 上弦 △ (5月14日 - )


逆行中の水星が金星と重なりながら、冥王星とトラインとなります。
連休が始まった頃の4月29日から逆行している水星ですが、
この期間に、過去を振り返り、思いを新たにすることがあるなら、
復活への準備を具体的に始めてみるのもよさそうです。


金星が重なるため愛や人間関係などのテーマで、
冥王星が表す復活を意識する人もいるでしょう。
ただし、水星はまだ逆行中のため、
コミュニケーションは一方通行になりやすく、
復活の可能性について考えたり、
旧友やかつて縁があった人と話す機会をもったりするだけでも
いいかもしれません。


満月前の20日の深夜に、太陽が双子座に移動します。
移動した太陽は、射手座の火星とオポジション(180度)となるため、
急に、ザワザワと身辺があわただしくなったり、
こうしてはいられないといった
落ち着きのない気分になる人もおられるでしょう。


ただし、満月前の高揚期でもあり、
水星もステーション(留)の時期にあるため、
このタイミングでの思い付きの行動は、要注意。
深呼吸して、本当にそれが必要か、再考してみましょう。



○ 満月 ○ (5月22日 - )


双子座の太陽と、射手座の月の間での満月です。
射手座の火星と重なる形で起きるため、いつもの満月以上に、
テンションがあがりやすそうな星回りです。


同じ日に、水星も逆行から順行へ戻りますが、
水星のスピードがかなり落ちており、
いつもより判断力が落ちやすいタイミングであるため、
このあたりは、軽挙妄動に注意したいところです。


ただし、4月末あたりから、熟考してきたこと、
自分のなかで明確に答えが決まっていることは、
シャンパンのコルクがポン!と飛ぶように、
抑えられずに、勢いよく実行に移していくことになりそうです。
水星は木星とトラインであるため、火星の情熱や勢いに加えて、
大きな広がりが期待できる時です。


24日には、金星も双子座に移動し、火星とオポジションとなります。
金星と火星は、恋愛と関係する惑星の組み合わせ、
そして、オポジションは自分と相手(他者)と関係するアスペクトであるため、
このあたりは、恋愛(人間関係全般も含む)に関して、
印象的な出来事が起きそうな星回りです。


新月のときに、金星と火星はインコンジャンクトであったので、
この2週間のあいだに、なんらかの関係性の調整をしてきた人は、
このあたりで、真正面からそのテーマに向かい合うことになるでしょう。


また、この期間に、木星と土星がタイトなスクエアになります。
性質の違う社会天体のスクエアは、時代のひとつの転換点を象徴しますが、
個人レベルでも、社会のなかで暮らしていくうえでのふたつの選択肢を
意識しやすいでしょう。



▽ 下弦 ▽ (5月29日 - )


下弦になる前の27日に、逆行中の火星が射手座から蠍座へ移り、
満月あたりから始まった勢いある流れが、徐々に沈静化していきます。


ただし、太陽と金星は、柔軟宮のTスクエアと
アスペクトする方向に進んでいくため、
必要以上に、自分を抑えて周囲や相手の状況にあわせようとすると、
意図しない形で、状況が混沌となりそうです。


また、流れにあわせるうちに、いろいろ手を広げやすい星回りであるため、
この時期は新月前らしく、断捨離の気持ちで、
不要な混乱からは身を引くことを意識していきましょう。


また、神経的な疲労やストレスを感じやすいときなので、
あまり、先行きについてあれこれ考えすぎず、
もし迷いや悩みがある場合は、焦って解決をはかるより、
状況がすべてクリアになるまでは、事態を静観することも必要でしょう。



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【天音 絢文 プロフィール】


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2016年牡羊座の新月から次の新月までの星模様 (4/7 - 5/6)
by ぐらは


20160407新月図

太陽 おひつじ座18゜04'
月 おひつじ座18゜04'
水星 おうし座 2゜48'
金星 おひつじ座 2゜11'
火星 いて座 8゜18'
木星 おとめ座14゜47' R
土星 いて座16゜15' R
天王星 おひつじ座20゜19'
海王星 うお座10゜54'
冥王星 やぎ座17゜29'
Asc さそり座17゜14'
Mc しし座25゜09'
ドラゴンヘッド おとめ座 20゜

2016年04月07日 20:14


今回の新月は牡羊座で起きます。


春分後の初めての新月ですから、
心機一転、新たな気持ちでスタートを切ります。


3月9日の日蝕の影響は大きく「困窮する現実から脱出したい」、
自他ともに「救済の出口」を求めて
さまざなま動きや出来事が生じ、状況は大きく様変わりしました。


今この現実を受け、新たに仕切り直し、
目標の再設定をする必要を強く感じる新月です。


新月の度数は19度。
サビアンシンボルは「魔法のジュータン」です。


19度は、スタートを意味する「1」のグループです。
現実示す「10」と理想・自由・向上心を示す「9」の組合せである「19」は、
この現実に、夢や理想という新しい世界観を投影すること。
大志をえがくことで、自分が望む方向へと
現実を変えていく試みをしていくことです。


達成したいという情熱によって活力を取り戻す。
牡羊座の野心的な力、原動力となるものが、
ここで再スタートします。


「魔法のじゅうたん」は、日本でいう「大風呂敷」。
実績や根拠なしに「大言を吐く」ことを意味します。


重要なことは、
自分でも驚くような大胆な目標設定をすること。
想像力を働かせてワクワクするようなアイディアを考え出して
モチベーションを高めることです。


先人たちの業績を見ても、常に新しいものを生み出す力は、
最初は無謀とも言えるようなアイディアが、
情熱と想像力で障害を乗り越えてきた物語です。
そして情熱と技術力が両輪であることも示してくれます。


新月にアスペクトする天王星と冥王星は、
自分が本当に望む方向へ転換するチャンスです。


冥王星の90度は、
自分につめよる厳しい現実、強制的な圧力として働きますから、
そうした抗力が、大胆な判断を導き出すでしょう。


諦めと同時に新たに大きな展望が生み出されるでしょう。


再生と生き残りをかけた人生のスタイルを皆が模索しています。
働き方や生活スタイルなど新しい動きがどんどん生み出されるでしょう。


大きな波紋を投げかけた、
「保育園落ちた日本死ね!!!」は、
冥王星の意識がダイレクトに表現されたものと言えるでしょう。


言葉にならない、心の内部にある本音は、
極端な現実、窮地に追い込まれたときに叫びを上げます。
そして一個人の叫びであっても、無意識の根底ではつながっている。
だからこそ大きな波紋を引き起こしたのです。


自分の中にある本音を掘り起こして、
「自分らしさを取り戻す」生き方を見つけ出すことが、
重要な判断となるでしょう。


土星のトラインは、「実現力」を与えます。
アイディアや夢を一過性に終わらせないためには、
説得力のある裏付け、強みをつけていきます。
信念の強化と、計画性、新しいルールをつくるはあなた自身です。


現状維持という方針は、自らを混乱した現実の犠牲とならしめ
さらに窮地に追い込むかもしれません。


1年の計とも言える、春分後の最初の新月で、
新風を巻き起こし、スローガンを打ち出すこと。
このスローガンはこれからの1年の流れを作っていくでしょう。


新月のハウスは、6ハウスの手前に位置し、
獅子座MCの支配星です。


自分らしい創造力を発揮して存在感を示すことを目指します。
目指すべき目標を実現するために、
どんな努力、準備をすべきなのか。
職場や自主的な努力の場でテーマが進むでしょう。
自己管理やルーティンを大幅見直します。


アセンダントサインは蠍座です。
その支配星である冥王星は、情報・コニュニケーションの場である
3ハウスに位置します。


変容衝動は、物議を引き起こすような言動や
メディアやジャナーリズムのばく露的な情報など。
今テーマになっている報道規制など「権力と情報」というテーマが
大きな波紋を呼ぶでしょう。


個人レベルでは、自説やアイディアの裏付けを取るために、
必要なことは徹底的に調べ、学習に取り組むでしょう。
自分の利益になる情報を強化するでしょう。


月は9ハウスの支配星ですから、
生活者としても質の向上目指します。
生活の自由度を広げたい、旅行をして見識を広げること。
自分が好きなことを探求したり、教養を身に付けること。
国民として、法律について理解を深めることも含むでしょう。


現状対応型である柔軟宮の献身的な働きぶり、
置かれている環境と、
自分の本音・目標との間で葛藤を浮き彫りにします。


流されることなく、現実に新しいアイディアや方向性を投影すること。
攻めの姿勢が大事でしょう。
それによって状況はいかようにも変えられる
という挑戦となるでしょう。


今回は火星、冥王星、水星と3つの天体が
逆行することも見過ごせません。


逆行では、トラブルや出来事を通して、
各天体のテーマとする問題に向き合うことを必要とされるからです。
結果的には、より深く強い力を身に付けていく
プロセスとなるでしょう。



● 新月 ● (4月7日 - )


新月は7日の夜、20時23分です。
「自分が本当に目指したいことは?」
初心に返って、真の目標を深く自分に問いかけます。


自由に想像力を働かせ、
浮かんだ夢やアイディアをリストアップしたり、
これからの大展望のシナリオを描いてみる。
「魔法のじゅうたん」にのって、現実を見下ろしてみましょう。


10日、太陽は天王星を通過します。


牡羊座の天王星は、自主独立の精神。
変化を怖れず、自ら意思決定する勇気が沸き起こるでしょう。


昨今の各界に起きているベンチャーな動きや、
新しいビジネスモデルを生み出している起業家たちの
試みが起爆剤となって社会の構造がどんどん変わっていくでしょう。


13日、金星が火星とトラインを結びます。
単独的な行動から、表立った交流が目立つでしょう。
会いたい人に直接会うなど、
好きを行動に移していくストレートさがありますから、
自分の意志を伝えやすいでしょう。
恋愛ではもちろん告白も、勢いとノリで。



△ 上弦 △ (4月14日 - )


蟹座の月で上弦を迎えます。
新たな目標に対して、日常の生活環境との
ギャップに向き合う時でしょう。
今まで続けてきた生活習慣を変えていくことも挑戦のひとつです。


15日、ノーアスだった水星が木星とトラインを結び、
そして冥王星ともトラインを結びます。


牡牛座の水星は、感覚的才能・技芸を磨きます。
実用的な力をストックしていきますので、
資格の習得などにも関係するでしょう。


16日、土用入り、春から夏へ大地が転換していきます。
衣替えや夏向きの準備をしながら、体調管理をしていきましょう。

17日、火星が逆行に入ります。
これより6月29日迄、約2ヵ月半の期間に渡ります。


火星は、海王星とアスペクトしていて、
状況対応に忙しくマルチな活動に奔走しています。
コントロールが効かず、落ち着ける状態ではありません。


逆行に入ると海王星の影響から遠ざかっていきますが、
自由になりたいという衝動を隠すことができず、
現実逃避的な行動に出そうです。
冒険心が自制心を超えますので、大きなチャレンジに
飛び出すかもしれません。


どんな衝動が自分を突き動かしているのかを、
向き合い、自覚することです。


さらに18日冥王星も逆行に入ります。
山羊座の冥王星の破壊と再生の力は、
見えないところで深く進行していくことを意味します。。


20日は穀雨。
太陽は牡牛座へ入ります。
この日、金星は冥王星とスクエアです。
人間関係やお金に関することでひと騒動ありそうです。



○ 満月 ○ (4月22日 - )


蠍座の月で満月を迎えます。


23日、金星は天王星を通過します。
人間関係で白黒はっきりさせるような動きがあるでしょう。
特に女性は遠慮なく意志決断を打ち出します。


29日、水星逆行が逆行します。( - 5月21日迄)
ちょうどゴールデンウィークに入るタイミングです。
コミュニケーションや流通にトラブルが発生しやすいので、
要注意です。



▽ 下弦 ▽ (4月30日 - )


水瓶座月の下弦です。
金星も牡牛座入りしました。
テーマは、着実に実力を積み上げていくことにありますから、
周囲に影響されないようにすることも重要でしょう。


水星の逆行は、自分の才能再発見という意味もあるでしょう。
新月前、土用期間中にありますから、
大きく動くことを制して、自分本位に調整をしていく時期となりそうです。


5日は立夏。夏の到来です。
6日は、牡牛座で新月を迎えます。


ここで新しい目標の定着度が見えてきます。
新月で決めた新しい目標は、信念へと変わり、
充実感や手応えを手に入れる好機となるでしょう。
自分活用、実力を高めることに集中していくとよいでしょう。



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2016年魚座の新月から次の新月までの星模様 (3/9 - 4/6)
by 天音 絢文


20160309新月図

太陽 うお座18゜55'
月 うお座18゜55'
水星 うお座 6゜08'
金星 みずがめ座25゜51'
火星 いて座 1゜04'
木星 おとめ座18゜13' R
土星 いて座16゜10'
天王星 おひつじ座18゜42'
海王星 うお座 9゜51'
天王星 やぎ座17゜07'
Asc ふたご座24゜28'
Mc うお座 4゜04'
ドラゴンヘッド おとめ座 22゜

2016年03月09日 10:54


3月9日10:54に、魚座で新月を迎えます。


今回の新月は、ドラゴンヘッドの度数と非常に近く、
皆既日食となります。
日食は、通常の新月とは異なり、大きな影響を与えますが、
とりわけ、日食を直接観測できる地域に影響するといわれます。
日本では、皆既ではありませんが、部分日食を観測できます。


マンデンでは、政府を表す第10ハウスで起きる今回の新月、
日本全体に、そして国家という大きな船に乗る私たちひとりひとりにとって、
この新月は何を意味するのでしょうか。


さて、今回新が起きる魚座は、12サインの最後に位置します。
春分点である牡羊座0度から始まった、1年間の太陽の旅は、
この魚座で終わりを迎え、そしてまた、次の新しいサイクルが始まります。


春分から始まる新しい1年間のサイクルを前にした魚座は、
調整的な役割を担う柔軟サインであり、世の中全体の浄化の役割を担います。


前回、日本で日食が観測できたのは、2012年5月の金環食でした。
2011年の震災以来、人々の意識は大きく変わりました。
人々は、個を超えて深い痛みを受け止めあい、
そして立場を超えた横のネットワークを広げていきました。


時代の大きな変動期を示す天王星と冥王星のスクエアが続く中、
第11ハウス、双子座で起きた日食以来、
SNSは定着し(広がったのは震災がきっかけといわれます)、
第11ハウスが表す草の根的なつながりのなかで、
それまでの国や権力者が発信する情報を、人々は鵜呑みにしなくなり、
新たな情報ネットワークの中で暮らすようになりました。


4年ぶりに日本で観測できる今回の日食は、第10ハウス、魚座で起きます。
サインでは、水瓶座、魚座、ハウスでは、第11ハウス、第12ハウスは、
個の成長のひとつの到達点といえる社会的なヒエラルキーからはずれ、
社会全体、あるいは人間全体、魂の問題に思いを馳せる位置です。
2011年の日食は、第11ハウスで起きたため、個が立場を超えて、
ゆるやかにつながっていくコミュニケーションスタイル(双子座の日食)が
確立されていきました。


一方、今回の日食は、サインは魚座ですが、ハウスは第10ハウスです。
そのため、魚座的な世の中全体の浄化や癒しのテーマが浮上しながら、
この国の政治(政府)そのものが、大きな分岐点を迎えるでしょう。
(日食なので、今月にかぎらず、数年のテーマです。)


ここしばらく続いていた天王星と冥王星のスクエアは、
今後オーブを広げていきます。
変革の嵐の中を揺れながら進んできた船が、
次の海原へ進むために、大きな調整が行われることになりそうです。


また、今回の新月は、アスペクトがとても印象的です。
新月は、傷を表すキロンとコンジャンクション、木星とオポジション、
土星とスクエア、天王星とインコンジャクト、冥王星とセクスタイル。
ASCの支配星である水星は、MC近くで海王星と重なり、火星とスクエア。
これらのアスペクト群に参加していない金星はASCとトライン。


とりわけ、新月にまつわるアスペクトの度数がタイトなので、
さまざまな状況が、いわば運命的に動き出すでしょう。
これらの配置から、様々なテーマや可能性を読むことができます。


たとえば、自分の心の傷(怒りや痛み)に焦点をあてながら、
深い部分から癒される過程、
あるいは癒したいという気持ちがわいてくる中で、
自分が本当は何を求めているか、
大切にしているところ(ルーツや居場所)や、
あるいは、パートナーや仲間たちに助けられていることに、
あらためて気づく人もいるでしょう。
痛みにフォーカスし、ゆるし癒すことで、
新たな希望がもたらされる気配もあります。


また、ASCの支配星の水星が海王星とMC近くでコンジャンクション、
この海王星は新月が起きる魚座の支配星です。
魚座の副支配星は木星ですが、
その木星は水星を支配星にもつ乙女座にあって、
新月とオポジション。
新月とスクエアの土星は、木星を支配星に持つ射手座にあります。
新月と重なるキロンも射手座と関連する天体です。
くわえて、ASC-DES軸、MC-DES軸自体が柔軟宮に位置しています。
全体的に、水星、木星、海王星(どれも柔軟宮の支配星)が
強調されているため、
これらの惑星に関連するテーマが浮上しやすいでしょう。


また、柔軟宮、とりわけ魚座が強調されているため、
さまざまな状況が動き始めますが、それは一気に進展するのではなく、
細かく揺れ動き、行きつ戻りつしながら、
徐々に、春分以降の次の地平へと向かっていくことになりそうです。


春が近いこの季節、まだまだ寒いながらも、
人間の本能や身体感覚は、確実に近づく春の気配を感じ取っています。


海王星的に、まだ、まどろみの夢の中にいる人もいるかもしれませんが、
その夢の中で浮かんでくること、未来の可能性を広げる豊かなイメージを、
土星的に徐々に形にしていくことで、
霧の向こうに、確かな大地が広がっていることに気が付けるはずです。
(ASCの支配星の水星は、まず、海王星とコンジャンクションになってから、
 土星とスクエア、そして、第4ハウスにある木星とオポジションなので。)



●新月● (3月9日 - )


新月のテーマが進行していく時です。
全体的に、水と火のエレメントが優勢なときなので、
勢いのある人にあおられたり、情緒的に流されたりしながら、
背中を押されていくような雰囲気もあります。


12日に、金星が水瓶座から魚座に入ります。
また、同じ頃、魚座にある水星が海王星と重なります。
金星は、魚座でその美点を発揮し、芸術的な感性が高まりやすい時ですが、
月を除いて、風のエレメントに惑星がなくなるので、
気分や雰囲気で流されていく傾向が、さらに強くなっていきます。


心地よい場の雰囲気や関係性のなかで、安らぎながらも、
もし何か決断をくだす必要があるときは、
一歩引いて冷静に考えてみてもいいでしょう。



△上弦△(3月16日 - )


太陽は、目立ったアスペクトをとらないまま、
魚座の終わりを進行していきます。


一方、魚座を通過中の水星が、土星とスクエア、
木星とオポジションになります。
水星に関する分野で、少々混乱が起きやすい気配です。


作業に関して、アバウトになりやすい反面、細かいことを気にしすぎて、
大局を見失うことも。
急に不安になったり、逆に、とても気が大きくなったり、
考え方もふらふら揺れやすいときです。


この配置をポジティブにいかすには、
水星(勉強、知識習得など)に関して、
未来の希望を描き(木星オポジション)、
それをかなえるために現実的に努力する(土星とスクエア)
といった流れで取り組んでみるのもいいでしょう。
冥王星もセクスタイルなので、
目標を決めると集中していくことはできそうです。


20日の午後に、太陽が牡羊座に入り、春分となります。
太陽が柔軟宮から活動宮に移ることで、新鮮なドライブ感が出てきます。


同じ頃に金星は海王星と重なり、
芸術や恋愛などに関して、ロマンティックな気分を味わえるかもしれません。


22日の午前中には水星も牡羊座に入り、
23日の満月を前にさらに活気が増していきます。



○満月○ (3月23日 - )


半影月食となる満月です。
牡羊座の初期度数の太陽と水星にたいして、天秤座の月が満月となります。

満月後2、3日で、魚座の金星が木星とオポジションをとったあと、
土星とスクエア。また、土星は25日に逆行を開始します。


恋愛を含む対人関係のなかで、
木星と土星的な状況を体験する人もおられるでしょう。
また、社会的な立場を意識しながら、取捨選択していくときです。


一喜一憂しやすいときですが、すべてを決めつけてしまうのはやめて、
少し時間をかけて考えてみてはいかがでしょう。
今後の方向を変えていく、嬉しいチャンスを得る人もいるかもしれません。



▽下弦▽ (4月1日 - )


水星と金星が、それぞれサインの終わりを進んでいきます。
太陽は、土星とのトラインに向かっていき、
さまざまに感情が揺れ動き、あるいは慌ただしく状況が動いた時期も、
少し沈静化していきます。


月後半から始まる火星の逆行に向けて、
徐々に火星のスピードが落ちていくため、
なんとなくやる気がでない気分に悩まされる人もいるかもしれませんが、
この期間は、今できることを確実にこなしていくことが大切です。


満月の日の3月23日にちょうどピークになった
木星と土星のタイトなスクエアも、徐々にオーブが広がっていきます。


社会の中での自分の立場、あるいは進むべきか(木星)、
止まるべきか(土星)、得るべきか(木星)、
手放すべきか(土星)といった迷いを抱えていた人も、
少し落ち着いた気分で、取り巻く環境の整理をしながら、
再考していくことになりそうです。




プロフィール

【天音 絢文 プロフィール】


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水瓶座の新月から次の新月までの星模様 (2/8 - 3/8)
by ぐらは


201610208新月図

太陽 みずがめ座19゜15'
月 みずがめ座19゜15'
水星 やぎ座23゜45'
金星 やぎ座19゜24'
火星 さそり座18゜40'
木星 おとめ座21゜42' R
土星 いて座14゜42'
天王星 おひつじ座17゜23'
海王星 うお座 8゜45'
冥王星 やぎ座16゜22'
Asc さそり座 9゜29'
Mc しし座15゜27'
ドラゴンヘッド おとめ座 23゜

2016年02月08日 23:38


2月8日23:38に、水瓶座20度で新月を迎えます。


アジア圏では春節。旧正月です。
新しい春、新生活に向けて、
気持ちとからだを切り替えていく時節となりました。


なんといっても1年のスタートは春分です。
太陽が牡羊座に入る春分は、陰陽が中和され、
新しいエネルギーを呼び込む重要な通過点です。


来る新しい春を迎えるために今どのように行動すべきなのか?
そうした強い問いかけ、多くの課題がかかる新月です。


先月の新月サインである山羊座では、
これまで活動の結果や成果、問題点を明らかにしました。
そしてこの「現実」を改革し、さらに解体し新生へと導くのが、
後に続く、水瓶座と魚座です。
そういう意味では体制維持派には脅威となるでしょう。


春分へと至るまでの2サインは、
集団的心理の力が物を言いますから、
個々の内なる声、覚醒による動機やアクションが発生しやすく、
社会を根底から変えていく流れを作っていくでしょう。


水瓶座は未来改革のサインです。
客観的に生活全体を見つめなおすこと。
新しいつながり、ネットワークをつくること。
ジャーナリスティックな視点をもつこと。


人類は現文明・社会的構造の激動を示す、
冥王星と天王星のスクエアを経過しました。
すべての人に、「変わらなければならない」という
変化の意識を刻み付けました。


今ここの「現実」にしっかりと焦点を当て、
望む変化を実現させるための模索、
舵の切り替え、シフトチェンジをしていくときです。


水瓶座20度のサビアンシンボルは、
「大きな白いハト、メッセージの担い手」です。


白いハトは平和の象徴です。
人間が思考することの限界に気がついた人は、
世界のありように心を開き、
宇宙的とも言えるような法則の存在に気がつきます。


どんな出来事も、出会いも偶然ではない。
「すべてのことはメッセージ」として届けられる。
水瓶座的オープンマインドの完成形です。


日本の首都である東京の新月図では、
4ハウスで起きます。


4ハウスは、家族、安心して生活できる家庭環境を示します。
水瓶座の心理的なフィールドとしては、
自由と平等、友愛の精神を尊重しますから、
国民感情の高まりから、真の意味での民主的なアクションが
熱を帯びるといった動向にも期待ができそうです。


新月のアスペクトは、蠍座の火星とスクエアです。
支配星である冥王星とリンクしますから、
変化への熱望、根深い動機によって突き動かされます。
信念の強さ、執念深さによって物事を強攻に進めていく
傾向を見せるでしょう。


火星は、攻撃力や防衛力を示します。
憲法改正が争点となっています。
6ハウスに位置する天王星は、国防に関する革新的な動きが生じること、
労働問題、ハラスメント、労災など、
健康にかかわる問題もテーマになるでしょう。


危険や危機が、身近に感じられる問題として迫ってきます。
私たちの生活の安全の確保や心身の健康について、
積極的な議論や試みが進むことで、習慣を改め、
生活スタイルを変えていくきっかけになるでしょう。



●新月● (2月8日 - )


緊張感の高い新月です。
この強い変革衝動を制して冷静に方向つけること。


どんなことにこだわっていますか?
これは「自分とは切り離せない」
と感じられることとは何でしょうか?
その信念が執念と化したその心の動機とは何でしょうか?
そこに、魂に付着した因縁的なテーマ、変容願望、
克服したいテーマがありそうです。


そのテーマに集中することで自らを乗り越え、
変容に導くプロセスが進行するでしょう。


10日は、金星と木星はトラインを結びます。
改革心を受けてルーティンの見直しをします。
組織ぐるみで環境改善、問題対策に取り組みます。
前向きに、協調的にかかわっていく姿勢が
新しい流れをつくっていくでしょう。


女子の革新的発言、活動に期待が寄せられます。
今この時に遠慮はいらない。
自分の意見をはっきり提案できることは、
風通しを良くし、相互理解を深めることにつながる。


大胆な切り口、意見は重要です。
新しいアイディアが歓迎されるでしょう。



△上弦△(2月15日 - )


牡牛座の月で上弦を迎えます。
火星とスクエアを形成します。
思想的強情さ、性急なやり方が衝突や摩擦を
引き起こしてしまうことに気付き、
姿勢を改める時となるでしょう。
強攻姿勢では、重要なメッセージを取りこぼします。


これより強い緊張感はほぐれつつあるでしょう。


水星と金星ともに水瓶座へ入ります。
しがらみから離れて自由に考え行動をします。
新しいことに関わること、先進的なグループに接触したり、
異文化、異業種の人との会話や交流に
世界を広げネットワークをつなげます。


19日は雨水。

太陽は魚座に入ります。


意識のベクトルは内面へと移っていきます。
こころの中で、日々の変化を見つめていきます。
世の中を流れるムード、雰囲気にも影響されやすくなります。


20日は、木星とキロンがオポジション(180度)を取ります。
キロンは文明社会・社会制度によって傷つけられた、
弱者や被害者の存在を浮き彫りにします。
この問題に対処、救済を模索しているのは
乙女座にある逆行中の木星です。
泣き寝入りしない、声を上げ改善へと踏み出す時です。
犠牲を強いない環境つくり、新しいシステムの構築、
ホスピタリティを社会全体が必要としています。



○満月○ (2月23日 - )


乙女座の月で満月を迎えます。
新月の緊張感はかなりほぐれましたが、
環境からの影響を受けすいので、
不安や恐怖をあおるような情報に気を付けましょう。
それが一番、免疫系にダメ─ジをあたえますから。


情報に対してのリテラシーが進むでしょう。
信頼できる情報、自分にとって必要な情報が
プロジェクトを前進させます。


29日、太陽は海王星と合を通過します。
変化の実感は、こころの中で起きるでしょう。
インスピレーション、直観によって大きな情報を受取ります。



▽下弦▽ (3月2日 - )


射手座の月で下弦を迎えます。
土星と海王星に接触する柔軟宮のスクエアです。


今年は土星と海王星が象徴する
歴史的な転換点に立っています。


2月の下旬から3月9日の日蝕まで、
どのように考え、どんな判断をすべきなのか、
時代の岐路に立っていることを実感させられるでしょう。


3月9日は、日本では部分食が観測されるでしょう。
日蝕により、潮目が変わる時を迎えます。
どうぞ、望む変化にしっかりと焦点をあて、ご準備ください。



プロフィール

【ぐらは プロフィール】


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山羊座の新月から次の新月までの星模様 (1/10 - 2/8)
by 天音絢文


20160110新月図

太陽 やぎ座19゜13'
月 やぎ座19゜13'
水星 やぎ座29゜03' R
金星 いて座13゜05'
火星 さそり座 3゜32'
木星 おとめ座23゜13' R
土星 いて座12゜06'
天王星 おひつじ座16゜39'
海王星 うお座 7゜48'
冥王星 やぎ座15゜24'
Asc おひつじ座 2゜50'
Mc やぎ座 1゜38'
ドラゴンヘッド おとめ座 25゜

2016年01月10日 10:30


今回の新月は、1月10日10:30に、山羊座20度(数え度数)で起きます。


牡羊座を第1ハウス(ASC)とするなら、
山羊座は、ホロスコープで最も高い位置である
第10ハウス(MC)にあたります。


12サインを魂の成長物語として考えるなら、
この世に誕生したばかりの赤ん坊のような牡羊座の段階から、
やがて人は、身の回りのことを学び、
自分を表現し、他者と出会い交わる・・・
といったプロセスを経て、山羊座の段階に至ります。


地の活動宮であり、土星を支配星にもつ山羊座は、
現実社会(地)の中で積極的に行動し、
仕事などを通して業績や名を上げ、
確かな社会的地位を築き上げるサインです。


ASCから始まったストーリーは、
MCでひとつのゴールに至ります。


肉体をもって生まれた個人が、成長のプロセスを経たのち、
現実社会の中で成功を手に入れることによって、
人生のひとつの目的を達成することになります。


そのあとは、個の視点から離れたよりグローバルな視点で、
個の集合体である社会全体について考え(水瓶座)、
目に見えない魂の問題にも思いを馳せることが
できるようになるのです(魚座)。


山羊座の新月の時期は、
ひとりひとりが、人生全体を考える長期的な視野に立って、
社会の中で何を成し遂げるべきかを意識し、
自分なりの成功イメージについて、
改めて考えてみるのにふさわしいタイミングです。


日本の首都である東京の新月図では、
今回の新月は、山羊座と関連する第10ハウスで起きます。


アスペクトは、冥王星と重なり、天王星とスクエア(90度)、
そして、木星とトライン(120度)です。
さらに加えると、木星にはドラゴン・ヘッドが、
同じ度数でコンジャンクションとなります。


このメルマガでも、何度もとりあげましたが、
トランス・サタニアンである
冥王星と天王星のスクエアが形成される時は、
世の中全体の根本的なシステムが、
大きく変容していく時期になります。


日本だけに目を向けても、
天王星が牡羊座0度に入ったときに起きた
2011年3月の東日本大震災以降、
大きな社会変動に伴い、
人々の意識が根本から変わっていきました。


それ以前から、
自民党から民主党への政権交代に示されるように、
変化の流れは始まっていましたが、
活動宮での天王星(牡羊座)と冥王星(山羊座)
のスクエアが形づくられてから、
世の中の変化の流れは、一気に激しさを増していったのです。


しかし、何度かの正確なスクエアを形成しながら続いてきた
天王星と冥王星のスクエアは、
今後はそのオーブを広げていきます。


この1 - 2月は、
まだ1度少々のオーブでスクエアとなっていますが、
正確なスクエアとなることはなく、
この先はどんどん離れていくのです。


そのため、この数年間の流れの中で、
最後の接近ともいえる今回のスクエア、
そしてそのスクエアに重なるように起きる今回の新月は、
単なるこの1か月間のことだけでなく、
ここ数年間の中で起きてきた変化の流れの大きな節目になります。


出来事として具体的に表れるかどうかは、人それぞれですが、
過去の総決算、あるいはひとつのピリオドを打ち、
もう過去を振り返ることなく、
次の未来へと舵を切っていく心境になりやすい時といえるでしょう。


新月の時は、水星逆行期間でもあり、
これらの変化は、まず心の中での決意として起きやすいでしょう。


水星が逆行から順行へと変わる1月26日の水星は、
ちょうど、冥王星と重なり、天王星のスクエアとなろうとする位置にあります。
そのため、まず、この新月の時期に、大きな方針の決定(太陽)をして、
そして、水星が順行に変わる26日以降に、
具体的な方針を打ち出したり、作業を進めたりする(水星)と、
流れに乗りやすいでしょう。


また、新月は19度、冥王星は15度、天王星は16度、木星は23度です。
度数を考えると、新月は、冥王星とのコンジャンクションや、
天王星とのスクエアから分離した位置で起き、
木星とのトラインへの接近へと向かいます。
過去に起きた変化を意識しつつ、
新たな未来の発展に向けて方針を打ち出すことが示されています。
木星はドラゴン・ヘッドとピタリと重なっているため、
動きだした流れは、縁の力も加わって運命的な形で進んでいくでしょう。
抵抗するよりは、大きな流れの中で努力する人に、
挑戦するにふさわしい舞台が用意されるのではないでしょうか。


もう一つ加えると、
ASCは牡羊座なので、支配星は火星。
その火星は、蠍座にあって強められています(火星は蠍座の副支配星)。
また、蠍座の支配星の冥王星も、新月に重なっています。
火星が表す闘争的なテーマ(個人的な力)や、
冥王星が表す大きな権力のテーマが浮上しやすい時です。


火星と対をなす金星は土星に抑えられているため、
この新月の時期は、楽しみは後回しにしても、
挑戦していく気分になりやすい星回りです。
逆にいえば、受け身になるよりは、
状況を改善するために、行動したり主張したりする力を磨くことが、
この時期の成功の鍵を握ることになるでしょう。


ただし、人間関係や金銭、あるいは愛情に関することで、
大きな権力を握る人によって、なんらかの抑圧も起きやすいかもしれません。
金星は土星のコンジャンクションを経たあと、
天王星とのトラインに向かいます。
もし一方的に我慢を強いられる状況にあると意識したなら、
新たな自由への扉(天王星)を探してみるべき時といえるでしょう。


新月は第11ハウスに近い位置で起きているので、
いずれにしても、古いシステムや上下関係に、ただ従属するのではなく、
ひとりひとりが自由な立場の個人として幸福になる道を模索すべきときです。



● 新月 ● (1月10日 - )


新月を経た太陽は、15日頃に、水星と重なり、
木星&ドラゴン・ヘッドとトラインとなります。


この時期は、金星も天王星とのトラインを経て、木星とのスクエアに向かい、
火星も海王星とのトラインに向かう時期であるため、
大きなビジョンを描きやすい時です。


水星の逆行期間ではありますが、
気分的にも一種の高揚感があるため、
なんらかの種まきをしてみるのもいいでしょう。
すぐに結果につながらなかったり、
最初は多少のもたつきがあったとしても、
この時期の行動は、のちに自分の予想以上の成果へと
つながりやすいでしょう。



△ 上弦 △ (1月17日 - )


太陽が山羊座の最後の度数域を移動する数日間は、
新月から上弦までの時期に起こした行動や出来事、
あるいはプランニングなどの軌道修正をしながらも、
大きな変更はせずに、満月へ向けて進んでいくことになりそうです。


18日をピークに、金星と木星がスクエア、
火星が海王星とトラインをとるので、
ちょっとした混乱はあるかもしれませんが、
細部にとらわれたり、その場の雰囲気に流されたりせず、
自分の目標に標準を定めていれば、大きな問題とはならないでしょう。


21日に日が変わって間もなく、太陽は水瓶座へ入ります。
また、太陽が水瓶座に入ってほどなく、
水星が水瓶座の支配星である天王星とスクエアとなります。
この日を境に、状況や気持ちの変化があった場合は、
その原因について過去や内面を振り返りながら、掘り下げてみましょう。
水星は冥王星とのコンジャンクションを経て、結果を示す満月へと向かうので、
この時期の変化は、十分に考慮してみる必要がありそうです。



○ 満月 ○ (1月24日 - )


水瓶座と獅子座の間での満月です。


満月後、ほどなく金星は、活動宮の山羊座に入り、
26日の朝方には水星も順行に戻ります。


順行に戻った水星は、再び冥王星とのコンジャンクション、
天王星とのスクエアの位置へ戻っていきます。


すでに種まきを始めたこと、
あるいは、新月の時期に長期的な今後のプランを考えた人は、
いよいよ、世の中に広め、具体的な形にしていく時です。


水星がトランス・サタニアンの洗礼を受けるため、
いくつかの変更が必要になるかもしれませんが、
大きな方針を曲げずに進めていれば、それらの変更をきっかけに、
新たな役立つ材料を手に入れることができるかもしれません。



▽ 下弦 ▽ (2月1日 - )


下弦のタイミングと、あまり間をおかず、
順行に戻った水星が天王星とスクエアをとります。


この下弦から次の新月までの時期は、
個人天体がらみのアスペクトがいくつも形作られます。


新月から次の新月までの一連のサイクルでは、
この時期は次の新月に向けての浄化の時期になりますが、
今回は、順行に戻った水星も徐々にスピードをあげていく時でもあり、
ただ静かに過ごすよりも、積極的に次の手を打っていくべきでしょう。


次の新月は、水瓶座で起き、東京の新月図ではIC近くで起きます。
また、水瓶座の支配星である天王星とセクスタイルとなり、
天王星らしい次の時代を意識しながら、新たな基盤づくりの新月となるでしょう。


今回の新月から次の新月までの期間に、
過去から未来への移行のプロセスを、心置きなく完了させることができれば、
大きな時代の動乱期である天王星と冥王星のスクエアを経て、
次の時代の舵とりを、自信を持って進めていくことができるのではないでしょうか。



プロフィール

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